【和歌山】

和歌山市新魚町の
宇治神社
ステキな【御朱印】
 
【宇治神社 御朱印】
 
 
【拝殿】
【御祭神】
 宇治三部大明神 
 天照大御神 
 丹生都比売大神 
 高野御子大神
 

  宇治という地名は

        宇治領を

 紀直紀伊国之遠祖 

宇豆比古(兎道彦)の名をとり

 

  「宇治」と称した

 と伝えられています。


 「宇豆比古様」は

第八代孝元天皇の皇子で

   その妹

 紀伊国名草郡宇治郷に

  影媛様がいました。

 

ヤマトタケルの命の命により

    紀伊国へ

 屋主忍男武雄心命が来て

   影媛を娶り

 「武内宿禰」を生む

(『一代要記』)とあり

 

紀伊国名草郡宇治郷の

   氏神様として

天照大御神様がお祀りされていた

 と考えられるそうです。

 
 鳥羽天皇が上皇となり
1124年、崇徳天皇に譲りし頃
 
  1135年5月4日
鳥羽上皇の勅願所として
   
       葛木山麓に
丹生都比売様・高野御子様
   を勧請。
 
    1142年
岩手村吉野川北岸に創建。
 
    重ねて
宇治のこの地に勧請建立。

 第一金剛部・第二仏部
第三蓮華部の三部の神を建て
 
  本地垂迹縁起の神
     として
  三部大明神三座
   と称されました。

  戦国時代の乱世となり
古の麗き面影をなくしましたが
 
 浅野幸長公・徳川頼宣公
   により復興し
鎮守の神として崇められた神社。
 
【本殿】
本殿は徳川の寄進による
 江戸時代未期の建築。
 
 空襲で焼け野原となり
 
    神社境内も
クスノキの巨木を含めて焼失し
 
    本殿だけが
 焼け残ったそうです。
 
境内社
【足神神社】
 
 
【楠本稲荷神社】
 
 
 現在、境内にあるクスノキは
 
 空襲で焼失したクスノキ巨木の
   子どもだそうです。