本日21時よりスカパー!「チャンネル桜」に出演します!!! | 桜内文城オフィシャルブログ「みんなきさいや」Powered by Ameba

本日21時よりスカパー!「チャンネル桜」に出演します!!!

本日(9月24日)21時よりスカパー!「チャンネル桜」の「桜プロジェクト」という番組に出演します。テーマはなんと「慰安婦訴訟」についてです。

5月27日、僕は、英語のチェックという目的で、外国人特派員協会で行われた橋下徹共同代表の記者会見に同席しました。ところが、記者会見の冒頭、本来、公平中立的な立場であるべき司会者による紹介の中で「約1年前、橋下徹市長は、日本軍が強制的に女性を性奴隷化したという韓国側の証拠に挑戦した。(中略)慰安婦に関しては、歴史家の吉見義明氏のように戦争について嘘偽りなく語った多くの日本語による歴史書がある。橋下氏は、政治的目的のために歴史を書き変える必要はない。」と述べたのです。この司会者の発言に対し、僕から「性奴隷」という文言を用いるのはアンフェアであること、そして「これは」すなわち「慰安婦、すなわち日本軍の性奴隷」とする説は「捏造」だと指摘し、反論した次第です。

上記の僕の発言に対し、吉見義明・中央大学教授が「自著の内容を捏造と言われ、名誉を傷つけられた」(7月26日朝日新聞夕刊記事)として、なんと僕に対して「1200万円の損害賠償と謝罪広告の掲載などを求める訴訟を東京地裁に起こした」(同記事)のです。

いよいよ10月7日(月)午後4時から東京地裁706号法廷にて第1回口頭弁論が開かれます。我が国の国益にとって極めて重要な訴訟ですので、一人でも多くの方の傍聴をお願い申し上げます。

本件訴訟の争点は、主に以下の2つになりそうです。

第1に、受け手によって様々な解釈が可能な「これは」「捏造である」という口頭での発言の一言一句を捉えて、原告が「自著の内容を捏造と言われ、名誉を傷つけられた」と訴訟に訴えるのは、自分の気に入らない他者の言論の自由を封じる「濫訴」に当たるのではないか。

第2に、そもそも国際法上の定義や要件に照らしても、慰安婦は「性奴隷」に該当しない。百歩譲って原告の独自の見解に照らしたとしても、原告が研究者として自ら編纂した資料集に収録されている記録からすれば、到底「性奴隷」の要件を満たさないことを熟知しつつ、自著の英訳本の中で「慰安婦、すなわち日本軍の性奴隷」だと無限定に断定し、世界中に撒き散らしたことこそ、歴史的事実の「捏造」に他ならない。

名誉毀損訴訟においては、判例上、真実性の抗弁というものが認められています。具体的には、問題とされた言論が特定人の社会的評価を低下させるものであっても、①公共の具体的な利害に関係があることを事実を以って摘示するもので(公共性)、②その目的が専ら公益を図ることにあり(公益性)、③摘示した事実が真実であれば(真実性)、名誉毀損は成立しないのです。

要は、「慰安婦、すなわち日本軍の性奴隷」だと無限定に断定する原告の中核的主張が、歴史的事実の「捏造」だということの真実性の証明が、今回の訴訟における最大の争点になると予想されます。

日本国および日本国民の名誉と尊厳を守るためにも、絶対に負けられない訴訟に巻き込まれました。どうか一人でも多くの皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。