週刊文春記者・和田泰明氏に抗議する | 桜内文城オフィシャルブログ「みんなきさいや」Powered by Ameba

週刊文春記者・和田泰明氏に抗議する

5月19日(日)夕刻、週刊文春の和田泰明記者から取材依頼のファックスが届くとともに、(どうやって番号を探し出したか不明だが)僕の携帯に留守電が入っていました。面識のない記者からの留守電だったので気にも止めず、地元滞在中でファックスを確認することもなかったのですが、翌日(5月20日)、インターネット経由でファックス内容を見てビックリしました。
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和田泰明記者からのファックスには、「桜内先生が『橋下氏は代表を辞任すべき』と周囲に話していた」と、十分な取材もしないまま事実無根の内容を一方的に決めつけるような文言で記載していました。政治家の出処進退は他人がどうこういうべき問題ではありません。それも見ず知らずの記者からファックス1枚で取材依頼してくる神経が理解できません。本件については、党内でも様々な議論があります。精緻な議論を通じて、真剣に党の将来を考えている当事者に対して、あまりにも非礼かつ乱暴な取材依頼ではないでしょうか。

面識のない記者からのこのような非礼かつ乱暴な取材依頼を放置しておくと、かえって事実無根の内容を一方的に撒き散らされる恐れがあるため、5月20日(月)の昼頃、上京するため松山空港に向かう車中で、和田泰明記者に対し、取材拒否を通告するとともにファックス内容に抗議する旨の電話をしました。

ところが、和田泰明記者は、その抗議の電話でのやり取り自体について、彼自身の名を明かすことなく、かつ不正確な形で週刊文春5月30日号(5月23日発売)の記事としたのです。また、その抗議の電話のやり取りだけでなく、僕自身に何ら確認することもなく、僕が発言したとする不正確な記事内容も一方的に掲載しています。

和田泰明記者との電話でのやり取りは彼の非礼に対する抗議の電話であって、それに対し匿名で批判記事を書くことによって彼は私怨を晴らしたつもりなのかもしれません。

しかし、政治家を批判し、その政治家の政治生命を奪おうとするのならば、ジャーナリストの側も匿名ではなく自らの名を明らかにする署名記事とする覚悟を持つべきです。自分は安全な場所に隠れつつペンの暴力を振るうのであれば、それはプロ失格、人間としても卑怯でしょう。僕としては、和田泰明記者の取材依頼における非礼と今回の不正確な匿名記事に対し、厳重に抗議する次第です。