米国出張

先週、ワシントンDCとニューヨークに出張してきました。みんなの党の同僚議員の小熊さんと柴田さんの３人でアメリカの国務省や国防省、連邦議会等を訪問し、主に日米間の外交課題（TPPや日米安保等）について意見交換をしてきました。

ペンタゴンの911メモリアルパークにて

今年は大統領選挙の年でもあり、オバマ大統領の再選に向けた思惑もあってか、輸出倍増と雇用創出ということを強調する人が多かったのが印象的です。僕からは、米韓FTAにしてもそうだが、TPPに過大な期待を抱いていると、輸出倍増と雇用創出に実際には大した効果がないということがわかったときに大きな失望に変わるのではないか・・といった点を指摘しました。

また、普天間基地の移設問題では、アメリカ政府、議会の関係者の多くの人が「鳩山総理は約束を守らなかった」という認識を共有していることもよくわかりました。僕からは、20年後、30年後といった中長期的な観点から、日米同盟における戦略的な責任分担のあり方として、日本人が自らの力で自国民を守る体制を構築すべきだと考える旨を伝えたところ、概ねすべての関係者から賛同を得ました。

土曜日はニューヨークに移動し、少しだけ羽を伸ばしました。