出馬表明(衆院愛媛4区) | 桜内文城オフィシャルブログ「みんなきさいや」Powered by Ameba

出馬表明(衆院愛媛4区)

桜内文城です。



昨日午後、愛媛県庁にて記者会見を行い、次期衆院選愛媛4区への出馬を正式に表明しました。その際に配布したプレスリリースも下記より入手可能です。



「press_12a.pdf」をダウンロード



以下、記者会見にて私がお話した概要を掲載します。

桜内文城と申します。このたび、私は次期衆院選愛媛4区に無所属で出馬することを決断致しましたので、ご報告申し上げます。



私は、昨年9月末に財務省及び出向先の新潟大学を退官し、すべての退路を断って南予に戻ってきました。この半年間で靴3足を履き潰し、クルマでの移動距離も2万キロを越えました。この南予で働き、そして暮らす方々の生の声に耳を傾けながら、私自身に何ができるか、何をすべきなのかを考えてまいりました。



今の南予は、企業は撤退、主力の一次産業も不振、公共事業も少なくなったうえ、さらには医療、年金、介護など、人が人として生きていくための基盤すら失われつつあります。もはや中央からのバラ撒きは期待できない以上、これまでのやり方を根本から変えなければ、生き残れない時代に突入したのです。



幸いにも南予には、優れた人材、自然の恵み、歴史や文化といった宝物がたくさんあります。これらを政治家が高い経営能力を持って組み合わせることができれば、南予は必ず輝きを取り戻せるはずです。私は、これまでグローバルな公会計・財政制度改革の先駆者として培ってきた専門性と国際性を存分に活かし、南予、そして国家の経営をリードしていきたいと思います。



この半年間の活動の中で、各世代の多くの方々から、南予を立て直すには「あんたやないといけん」という言葉をいただきました。そして、「今までの政治のやり方では時代についていけない」、「私が踏ん張るしかない」、「ふるさとは自分を求めている」と強く実感しました。



私は、この南予で「ふるさとの輝きを取り戻したい」という志を同じくする方々に数多く出会えたことを誇りに思います。私は、そのような同志の方々とともに、熱く、そして強く、この南予を立て直し、新しい時代に即した国づくりに取り組んでいきたいと思います。



そのためにも、私は政治の根本に立ち返り、次期衆院選において、「政治とは何か」、「政治家とは何か」ということについて、南予の有権者の方々に真剣に問いかけたいと思います。



本来、政治がなすべき仕事は、国民の生命、財産、自由を守り、その価値を高めることにあります。憲法の前文には、「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する」という文言があります。このような政治の根本目的を実現するためには、真の意味での国家経営能力が必要不可欠です。



特に、これからの政治家には、官僚組織の古い体質を打破し、官僚をきちんとコントロールする能力も求められます。官僚の暴走を止めるためには、官僚システムの長所も弱点も熟知し、官僚を上回る専門性を備えていなければなりません。



私は過去5年間、予算編成を官僚主導から政治主導に転換し、透明性の高い政策決定を実現するため、自ら手を挙げて財務省から新潟大学に出向し、公会計・財政制度改革に取り組んでまいりました。この分野は、まさに財務省の権力の源泉である予算編成権を、憲法の規定に従い、内閣と国会という政治の側に取り戻すことを意味します。従って、古巣の財務省からも相当な抵抗がありましたが、私は彼らを上回る専門性で抵抗を封じ、閣議決定とその関連法律の成立にまでこぎつけました。



現在、「ねじれ国会」による与野党対立の中、国政の停滞とそれによる地域格差のさらなる拡大は、誰の目にも明らかです。私は、政治を志す者として、皆様の生の声に耳を傾けるとともに、自らの考えを直接訴えかけることを第一に考えたいと思います。



そのような思いを抱き、私は、南予に生きる人々の声を、新しいエネルギーに変え、今、国政に向けて声を上げるべく、次期衆院選愛媛4区に無所属で出馬することを決断した次第です。

ようやくスタート地点に立ちました。今後の活動としては、ミニ集会など草の根ベースでの活動を主体としつつ、愛媛4区のあらゆる地域で街頭演説も進めます。また、後援会組織もより強化し、西予事務所と宇和島事務所を本格的に稼動させるとともに、いつ解散・総選挙に突入したとしても対応できる体制を整えます。



皆様、どうか引き続き宜しくご指導の程お願い申し上げます。