京都国立博物館&三十三間堂へ…その1(10/12) | Lisaのブログ

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ミュージカル観劇の感想と旅行のブログをボチボチ書いて行こうと思います。
ミュージカルの感想はとっても適当ですが…

京都国立博物館で
「特別展 京(みやこ)に生きる文化 茶の湯」
会期:2022(令和4)年10月8日(土)~12月4日(日)
が行われていたので行ってきました。

なぜ行くことにしたかと言うと…
「龍光院蔵の曜変天目茶碗」が展示されていたからです!
2019年に他の2碗の国宝はみに行ったのですが、
あと1碗みれてなかったんですよね。
更に、MIHO MUSEUM蔵の茶碗も展示されているって!

京阪電車七条駅から歩いて10分ぐらいで博物館に到着。
道間違わずについて良かった(笑)
11時過ぎに到着…


序章 茶の湯へのいざない
第1章 喫茶文化との出会い
第2章 唐物賞玩と会所の茶
第3章 わび茶の誕生と町衆文化
第4章 わび茶の発展と天下人
第5章 茶の湯の広まり 大名、公家、僧侶、町人
第6章 多様化する喫茶文化 煎茶と製茶
第7章 近代の茶の湯 数奇者の茶と教育

思った以上に盛り沢山で…
とりあえず、文字と絵画適度に見学…
文字は読めないし、
絵画も水墨画らしく薄くて何を書いてるのか見えなかったり…
で、他のものはもう少し丁寧にみたけど…
箱書きがあるって説明だけ書いてあるんだけど、
箱は置いてくれないのねって思ってしまった。
茶碗が結構多かったかな。
色んな形や焼きがあったので楽しかったです。

お目当ての曜変天目茶碗は地味に宇宙がありました。

かなり素早くみましたが…約2時間たっていて
ショップもみたかったのですが、
疲れと空腹で…敷地内にある前田珈琲へ。

腹ごしらえ後、
京都国立博物館の庭園を見学。





噴水や茶室などもあり、天気がよければよかったのですが…
小雨が降っていて一通り歩いて、ミュージアムショップへ。
曜変天目茶碗の葉書を2碗は購入していたので、
今回もあればと思ったのですが…ありませんでした。
確かに今回この曜変天目茶碗はあまり押しではない感じでしたから。
ほかにもたくさん国宝でてましたので。
ちょっと記念になるものを購入して…博物館を出ました。

静嘉堂文庫が丸の内の明治生命館に移転したとかで、
12月くらいまで稲葉天目が展示されているみたいですね。
苦労してみに行ったのにな~

メモ✏️
〈国宝〉
曜変天目の条件を厳密に満たすもので、完存するのは、以下の国宝指定された3椀のみとされる。

・静嘉堂文庫蔵
「稲葉天目」の通称で知られ、現存する曜変天目茶碗の中でも、斑紋が最もはっきりと現れた最高の品とされる。
大きさ…
高さ6.8cm、口径12.0cm、高台径3.8cm

・藤田美術館蔵
曜変の斑紋が外側にも現れている。
大きさ…
高さ6.8cm、口径13.6cm、高台径3.6cm

・龍光院蔵
現存する三椀のうち、最も地味なものであるが、幽玄の趣を持つとされて評価が高い。非公開であり、特別展に出展された回数も数えるほどしかない。
大きさ…
高さ6.6cm、口径12.1cm、高台径3.8cm

〈重要文化財〉
・MIHO MUSEUM蔵
国宝3点とは異なり、曜変は内面の一部に限られ、この天目茶碗を「曜変」と呼ぶかどうかは議論がある。
大きさ…
高さ7.1cm、口径12.4cm、高台径3.9cm