ローストビーフ | 冷蔵庫をあけて

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クリスマスの晩ごはん

ローストビーフ&マスタードソース

グラタン・ドフィノワ

サーモンのマリネ

トマトとツナサラダ

ポット・パイ


だってクリスマスだし、時間だけはたっぷりあるし・・・・









しかし、作り上げてから、2時間くらいたってもダンナはまだ帰らず・・・。

予告の20時会社を出る!をぎりぎり間に合わせたダンナではあるが、予想外に早くできたのだ。


あとは、オーブンのスイッチを入れて、パンを切って、ワインをあければいいだけなのだ。そして皿に盛るだけ。


名前が並ぶと、なんだかすごく時間のかかる・・・というようなものに思えるが、

よく考えるとそんなに時間をかけていない。

ローストビーフは、焼くのに20分。

グラタンも準備下ごしらえに、15分。

サーモンのマリネもトマトのマリネもそれくらい、ポットパイは冷凍パイシート使うともう簡単、スープの器にかぶせただけだもん・・・。


しかし、仕事していたら絶対平日にこんな料理を作らなかったので、休職ならではの

時間のかけ方である。


今年のクリスマスは、特に物のプレゼントはないけれど、ダンナへの感謝のディナーだ。

病気になってから、今年はずっと彼の協力と支えが私を前向きに戻してくれた。

特に入院したときは、会社を休んだり、仕事途中に見舞いに来てくれたり

洗濯物を持って帰ってくれたりを、2日おきにしてくれて、ほんとうに大変だったと思う。


私が悶々と鬱々と考えてしまっていた初期の頃は、彼は自分のストレスをどこで発散させていたのだろう?と思うほどのマイペースさを崩さずいてくれたので、非常に助かったのだ。



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そういう意味で、彼のリクエストに答えてお手製ローストビーフである。



これは、平野由希子さんの”ルクルーゼだからおいしい料理”に載っているレシピを参考にして作った。

ほかに、オーブンを使ってのレシピもあるんだけど、お鍋で作るという手軽さにこちらを選択した。


出来上がりは、初回にしては上出来だと思う。






1)お肉にローストビーフ用の肉についてきた、塩、胡椒スパイスを刷り込んで30分ラップに包んで下味をつける。

2)お鍋を熱して、サラダ油とバター大さじ2分の1を溶かし、バターの泡が消えたところで、お肉の周りに焼き色をつけるように焼く。トングを使うと便利。

火は強火で。

3)お鍋に薄切りにした玉ねぎ2分の1をいれ、白ワイン4分の1カップを注ぎいれ、弱火にして蓋をして、10分ほど弱火で蒸し焼きにする。

4)蒸し焼きの間は、2回ほど焦げ付かないように肉を転がすといい。

5)広げておいたアルミ箔で肉を包み込み、布巾や、タオルなどでさらに覆って余熱が逃げないようにする。約1時間放置。これで肉汁が肉の中にいきわたりさらに旨くなる。

6)ソースは、残った肉汁を弱火で温め醤油と蜂蜜を入れてひと煮立ちし、仕上げにバターと粒マスタードを大さじ1ずついれて出来上がり。


肉の感じもソースもすごくおいしかった。

いままで外で買ってきたけれど、こんなにジューシーなんだ~とちょっと感動。

ソースも簡単だけど本格的で、おいしいので正直食べ過ぎた感じ。



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グラタン・ドフィノワは、オーブントースターでもできると思う。

これは川津幸子さんの”わ、かんたん”の中の”オーブンは簡単だよ”章にのっている。

フランスのドフィノ地方の料理で、よくお肉のつけ合わせにするものらしいけれど、彼女は、あんまりおいしいので付け合せでなくもっといっぱい食べたいなあと思ったらしい。


そういうなら、と今回の付け合せにと思ったのだけれど、どうせならと

わたしもたくさん作ってしまった。割と主役級のボリュームで(笑)。



今までのグラタンと違ってシンプルなものだけれども出来上がってみると

このジャガイモだけ、というのがとってもおいしくて私の中で、今後はまりそうな予感。


1)ジャガイモ2~3個は皮をむき2~3ミリの薄切りにして、水にさらさない。

2)鍋にジャガイモを入れて、牛乳と生クリームを1:1くらいの割合で、ジャガイモがかぶるくらい入れる。

3)塩、胡椒、ナツメグを適量入れ、ジャガイモが柔らかくなるまで弱火で煮る。7~8分。

4)耐熱皿に、にんにくを切った面をすりつけ、バターを塗る。上から軽く塩、胡椒を振っておく。

5)やわらかくなったジャガイモはそのまま粗熱をとる。そのあと耐熱皿にいれ、パルメザンチーズ(ピザ用チーズでもいい)をのせ、バターをところどころ散らして、オーブンで20分200度で焼く。オーブントースターはアルミホイルをかぶせて、10分、とって7~8分※焦げないように様子を見ながら でいいと思う。


上のチーズがカリカリになったところと、牛乳と生クリームのやさしい風味がジャガイモとあって、なぜかほっとする味付け。もちろん白ワインともあうと思う。

今日は、頂き物のめずらしいスイスワインで頂きました。


結果としてポットパイは、膨らみ方に少し不満だったけど、でも初回なのでちょっと大目に見て、今後への期待値にかえてもらいたいなあ。