小学校受験ってどんな試験?【お話の記憶編】 | お受験サポートMoralite

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小学校受験と聞いても、幼児がする試験とはどんな試験なの?準備は必要?どんな風に準備をしていけば良いの?と思われている方も多いと思います。

国立小学校と私立小学校の違いもありますし、学校によっても試験内容は色々です。最終的には志望校に合った対策が必要になってきます。本日は頻出の「お話の記憶」について

 

 お話の記憶

お話の長さは学校によって違います。とても長いお話を聞いて答える学校もあれば短いお話の学校もあり、分量はかなり差があります。難関校では5分程の長いお話を出題するところもあります。

これらは、スピーカーで流されることもあれば、読み上げられる所もあります。

途中、止めてはくれません。

メモもとれません。

すべて聞き終わった後に問が続きます。解答時間が短い学校もあります。

解答は正しい絵に○をする形です。

数量に関してはその数だけ○を書かせる事が多いです。

良く問われる内容として

 

①その日のお天気

(大体お話の文頭にきます)

 

易:ある晴れた日の朝・・・・

問には→ 朝はどんなお天気の日でしたか?

 

難 : 今朝は朝起きると外は一面真っ白でした。太陽の光で反射してキラキラときれいでした

問には→ 前の日のお天気はどんなでしたか?

昨日は雪が降っていて、今朝は晴れていると判断する必要がある

 

②登場人物

問われるのは、どんな登場人物が出てきたかという事だけでなく、

身につけていた物、服の柄

持っていた物の数

行ったことの結果(順位)

誰が何をしたか

など。

 

③数

登場人物が持ってきた物の数がお話の中で変化して最終的に誰が

いくつ持っていることになったかなど、

頭の中で計算する必要がある場合もあります。

 

④季節

このお話の季節はいつですか?

(文中の以下のような部分から読み取ります)

今日は七五三でした

お花見に行きました

鏡餅を買いに行きました

ひまわりが咲き誇っていました

 

これらの文章から季節を想像して答えます。

 

上記の事を答えられるように、季節の植物、食べ物、行事は覚えなければなりませんし、簡単な計算も出来るようにならなければなりません。

また、難関校を狙うには長いお話を最後まで集中して聞く忍耐力、集中力も鍛えなけらばならないので、時々練習するようでは太刀打ちできません。当日、慣れない場所で緊張感が高まった中でこなさなければならないので大変です。

まずは短いお話から始め、徐々に長いお話が聞けるように訓練しましょう。

また、ペーパー試験対策として模試などを活用してどんな環境下でも力を出せるように場慣れの機会も増やしましょう。

 

年中さんは絵本の読み聞かせをしてあげた後に、そのお話についてお母様がいろいろと質問して、お勉強と意識させることなく練習できると良いと思います。