精米歩合80%ってどういうこと?@KURA MASTER Vol.3 | 日本酒王子のマリアージュ

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梅雨明けしたけれど

まだジメジメと曇り空が広がる大垣。

去年の写真を見ていると

ちょうど梅を干している様子が出てきた。

 

早く今年もカラっと晴れて

梅を干せるといいな。

 

本格的な夏だから

しっかりと芯の通ったお酒を飲みたいもの。

 

「精米歩合」という言葉は

お聴きになったことはありますか?

 

日本酒は

お米の外側を削って

中心部分を使って醸されるお酒。

 

「お米をどこまで削ったか」を表すのが

精米歩合。

 

だから

精米歩合が80%というのは

お米の周りを20%削ったお米を使っているということ。

 

普段私たちが食べる白米は

大体精米歩合は90%から92%ほど。

 

一般的な純米酒が

精米歩合65%程度であることから考えても

 

精米歩合80%というのは

食べるお米に近い状態のお米で醸した

お酒だと言えます。

 

精米歩合51%以上のお酒の中から選ばれた

フランス初開催の日本酒コンテスト

「KURA MASTER 2017 純米酒部門」で

堂々のプラチナ賞を獲得したことは

大きな意味のあることだと思います。

 

お米をたくさん削らなくても

お料理に合わせてみると

それぞれを引き立たせ合う

バランスの良い酒は造れる

 

そのひとつのカタチがこれではないでしょうか?

 

 

高知県安芸市【有光酒造場】ARIMITSU

『安芸虎 山田錦80% 純米』

AKITORA YAMADANISHIKI 80 Junmai

 

阿波山田錦をわずか20%のみ精白した新感覚の食中酒。

低精白ながら雑味なくスムーズな飲み口で

するっと入ってくる滑らかさの中に

しっかりとしたボディを感じさせます。

上立ち香はほんのりとバナナや穀物のような香り。

透明感のある旨みとキレの良い幕切れで

飲み疲れすることなく食事を引き立てます。

原料と原料処理の良さが光る1本。

 

10℃程度に冷やして

あるいは45℃程度に温めて

 

口径の広い陶器の平盃に注ぎ

 

おでん出汁、魚の炭火焼、鶏の香草焼き、

生姜をたっぷり使った白湯薬膳鍋、参鶏湯、

上海焼きそば、チンジャオロース、

グリルチキンなどと

幅広く。

 

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