本日は、昨日の続きで、赤本編を書こうと思っていたのですが、昨夜「容疑者Xの献身」見て、泣けて泣けて。

 

東野圭吾の話から、ナルトの理系選択まで思いを馳せ、それについて書きたくなってしまいました。

 

 

 

ナルトが初めて読書らしい読書に嵌まったのが、中3の高校受験終了後で、私が当時読んだ、東野圭吾「夢幻花」が面白く、ナルトにも勧めたことがきっかけでした。

 

3年前のブログにも書いてあった!

#くわぁ、メロンも反抗期真っ盛りで、私、苦労してたなぁ。

#3年前の私へ、メロン内申バッチリだったわ。

 

 

さて、今になって思えば、ナルトが東野圭吾の作品にとても興味を持って、何冊も読んでいたのは、理系への興味関心の小さな種が、奥底にあったからなのかもしれません。

 

東野圭吾さんは、大阪府立大学(現・大阪公立大学)の工学部ご出身。

大学卒業後、一般企業に勤めがてら、小説の執筆を始めます。

 

工学部というバリバリ理系出身の作家のため、作品には、いろいろな理系の知識が散りばめられています。

 

昨晩の「容疑者Xの献身」でも、数学の「四色問題」が物語の伏線となっていました。

 

 

大学受験が終わった今となれば「ナルトに文系はあり得ない、どう考えても理系だよね」となるのですが、高校で文理選択を迫られる最後まで、どの方面に進学するのか、決め兼ねていました。

 

 

中学時代は、国語は明らかに苦手でしたが、数学や理科が得意なわけでも、興味があるわけでもありませんでした。

 

高校受験でも、安定して取れるのはせいぜい英語くらい。

国語はいつも取れず、数学・理科・社会は、できたりできなかったり、不安定でした。

 

そう言えば、中2の頃、高校選びのために、東工大附属科学技術高校の学校説明会に行ったことがあるんです。

 

ナルトは理系の学習内容に全く興味を示さず、そのため、別の高校の理数科クラスを受験したいと思うことも、一切ありませんでした。

まだ、その時ではなかったのだと思います。

 

高校は、文系も理系も選べる普通科高校に進学。

そして、高1の夏の終わり、高2からの履修選択に迫られて、悩みながらも理系を選択するに至りました。

 

 

最初から理系に興味があったわけではなく、理系を選択し、本格的に勉強を始めたことで、ナルトの中にあった「理系への興味関心の小さな種」が芽を出しました。

 

高校数学は、数ⅠAよりも、数ⅡBを経て、数Ⅲが一番楽しいと言っていました。

 

化学や物理も、中学内容では面白みがなかったのが、より具体的に深い内容を学ぶことで、楽しんで学べているようでした。

 

 

ナルトは、コナンもずっと好きで、毎年映画を見に行っているのですが、最新の「黒鉄の魚影」で、灰原哀ちゃんが、組織に薬品を嗅がされて、気絶させられるシーンがあって、化学の先生が、授業でその薬品の性質やしくみについて、詳しく解説してくれて、とても面白かったそうです。

 

高校で勉強する中で、理系の芽が出て、最終的に、大輪の花を咲かせることとなりました。

 

大学でも、引き続き、楽しく学べることを願って止みません。

そして、それが最終的に、社会の役に立つことができれば、親として、最高だなと思います。