先日、キャストダイスのYouTubeを見ていました。
「マイナーだけど難しい大学」とか「四工大はすごくいい」とかそのようなテーマの動画をハシゴしていました。
 
キャストダイスのみならず、いろいろなところで言われていますが、理系の単科大学って就職がとても良いのだそうです。
 
私もその通りだと思います。
本日は私が知る、理系単科大学の就職の実態をお話します。
 
 
 
先日、夫が3日連続で、会社の展示会に出向きました。
広大な会場に、多くの企業が参加し、それぞれ自社製品やサービスを紹介するブースを出す・・・そんな感じなのだと思います。←私の想像です。
コロナ禍になってからは、このようなイベントもなくなっていましたが、ようやく行われるようになったようです。
 
 
トラ夫氏
「最終日は飲んでくるから、ご飯いらない」
 
ヘビ
「あら、会社の人と飲んでくるの?」
 
トラ夫氏
「マコさんともう1人同じ研究室だった人と。みんな展示会に来てるんだよ」
 
マコさんとは、夫の同じ大学&研究室の2つ上の先輩です。
 
話は逸れますが、私と夫の出会いは大学時代のバイト先でした。
マコさんも同じバイトだったので私も知ってるんです。
夫はマコさんの紹介で、そのバイトを始めました。
私は大学の友達7~8人でそのバイトの採用試験を受けに行きました。
私はマコさんや夫とは違う大学です。
 
 
そのバイトとは、高校生の進研模試の採点です。
我が子ナルトが高校で受けているあの進研模試です。
今は知りませんが、当時は大きな会場に大学生を集め、一斉に採点を行っていました。
 
そのバイトで、マコさんも夫も私も、すぐに経験値を上げ、リーダーとなりました。
答案の管理や進捗管理、採点基準の問合せなどを行い、かつ、偏差値が高い進学校の採点担当となるのがリーダーです。
 
リーダーになると、打ち上げに行ったりもして、とても仲良くなります。
マコさんは物理、夫は数学、私は英語の採点者でした。
 
 
話を戻します。
マコさんと夫は、地方の国立理系単科大学出身です。
 
そして、もう1人同じ大学&研究室の方が、全員地元を離れているのに、もう卒業後20年以上経っているのにも関わらず、当たり前に職場のイベントで顔を合わせるって、私には信じられません。
 
ヘビ
「えっ?! 卒業後20年以上経ってるのに、まだ当たり前に会うなんて、世界はそんなに狭いの?!」
 
トラ夫氏
「そう言えば、こないだは、仕事で〇〇に行ったら、そこで大学の同期に会ったうーん
 
それだけでなく、夫の上司も同じ大学なのです。
 
 
えぇ、もうキャストダイスで理系単科大学について語られていたことが、こういうことなのかと実感を持って、わかりました。
 
 
ヘビ
「あぁたはさ、オレ様は優秀だから就職氷河期でも関係なく就職できたんだい!みたいに言ってるけど、これってさ、就職版指定校推薦みたいなもんじゃない?!」
 
理系の単科大学が就職がすごくいいって言うのは、まさに、非公式な就職版指定校推薦みたいなものなのではないでしょうか?!
 
それぞれの学科や専攻ごとに、関連した強い業界や企業があります。
多くの優秀な先輩方が、そこで活躍され、そのおかげで後輩の就職がよくなる・・・そんな感じなんだと思います。
 
ですから、地元を離れているのに、同じ業界に同大学の同窓生が多く就職していて、仕事先で顔を合わせたりすることがあるのでしょう。
 
 
 
もう1つ。
理系単科大学がなぜ就職に強いと言われているか。
 
トラ夫氏
「オレの大学の人は、旧帝大より使いやすいって言われてるんだよ」
 
ヘビ
「あぁ、あれでしょ? 無駄なプライドがないからでしょ?」
 
夫出身大学は、偏差値で言ったら、同じ地域にある旧帝大には到底及びません。
私の大学も同じ感じなのですが、前期で旧帝大落ちの後期合格組か、もしくは旧帝大受験を諦めた前期合格組という構成になっています。
 
旧帝大の優秀さは十分理解した上で、自分がそれには及ばないことを嫌ってほど知ってしまっているんです。
そのため、自分は賢いともできるとも思えないのでプライドもないし、それが却って、仕事をするという点においては使いやすいと思われているのかもしれません。
 
 
 
そんなわけで、サンプル数1のごく一側面でしかありませんが、これが理系単科大学のリアルです。
 
確かに、就職氷河期でも難なくスルッと一流企業と言われるところに就職もできており、就職に強いというのは真実だと思います。
 
理系単科大学、おすすめですよ。
 
 
 
 

ポーさん@5歳

フォーク用意して

テーブルについて

お食事でもお待ちですか(*´艸`*)