青山繁晴さん、感動動画(T-T) & 「敬老の日」のプレゼントに「凛として愛」を! & 中国情報部、産経新聞の購読者数動向に目を光らせている??(水間条項より)

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最近、平日は夜遅くまでお仕事(>_<)、土日祝は『凛として愛』の案内作業をしていてブログ更新が後回しになってしまいました(^^。

動画を見てしまうと、その文字起こしをやりたくなってしまうので、なるべく見ないようにしていたのですが(「アンカー」はくっくりさんが文字起こししてくださるので安心して見れました(^O^))、ついやっぱり青山繁晴さんの動画は見たくなってしまい、超人大陸、青山繁晴.TV、チャンネル桜の「答えて、答えて、答えて!」と続けざまにみてしまい、「答えて!」では動画を見て、ボロボロ泣いてしまいました(T-T)。ちょうど今「凛として愛」の拡散作業で老人ホームへ郵送していますのでそのせいもあるかもしれませんね。

是非皆さんも動画を見てみてください!(先週の「答えて!」ですので、もう皆さんご存知かもしれませんが(^^。) 青山繁晴さんが金八先生にも見えてきました(^O^)。

それから「愛国女性のつどい 花時計」さんでやっています「凛として愛」の拡散作業にもご協力頂ければと思います。
「敬老の日」に向けて老人ホーム宛に案内作業をしていましたが、「敬老の日」が終わっても引き続き案内作業を続ける予定です。データなどは掲示板に置いてあります(登録要(無料))。

それからそれから本日の「敬老の日」! おじいさま、おばあさまと一緒にお暮らしの方は一緒にパソコンで「凛として愛」のご視聴はいかがでしょう?♪


そして今からでも遅くはありません、プレゼントに「凛として愛」DVDをよろしくお願いします!
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SakuraSoTV | 2010年09月10日
独自且つ的確な視点と情勢分析による鋭い提言や価値ある情報発信において他の追随を許さない青山繁晴が、視聴者からの質問に答える形で、日本の現状と未来を展望していく『青山繁晴が答えて、答えて、答える!』。
今回は今の若者の価値観や憤りと、武士道についてお話ししたいと思います。



皆さん、こんにちは。「青山繁晴が答えて、答えて、答える」今回もどうぞよろしくお願いします。
さて実は今までのご質問は過去に頂いたものの中からもう一度選ばせて頂いたんですね。というのは当然ながら放送で答えられる、放送で紹介できるご質問よりも頂く質問の方が遥かに多いので、やっぱりどんどん積み残っていくんですよ。

そのまま置き去りにしないで、ここにいらっしゃる井上ディレクターと一緒に遡って、どうしてもこれはやりたいね、あるいはやるべきだね、あるいは共通した問題意識が何人も重なってらっしゃるねというのは、これからも遡って取り上げるようにしたいと思っています。

でもそればっかりやっていると新しいのが何も紹介できなくなるので、今日の3本目はこの最新の中からやりたいんですけど。これがですね、これ手書きでね、こうやって全くお手紙として頂いて、FAXでもなくてお手紙ですね。
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この方が若干二十歳。わずか二十歳の若者で、実名公表してもOKとお書きになっているんで申しますと、兵庫県に住んでらっしゃる下宮宗之さんです。そして今年の3月にコンピュータプログラミングの専門学校を卒業されて現在無職。仕事をおそらく探してらっしゃるんじゃないかなぁと思うんですが。

この方まだ二十歳。つまり去年まで19歳だったわけですけど、いやこのお手紙が、ちょっとこういう言い方あれかも知れないけど、面白くてですね。
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僕って実はまぁ正直忙しいせいもあって、バァ~っと読んで二度とは読まないんですね。二回目読むともう頭入ってこない。その最初に読んだ時がほとんど全てなんですけど、この方のお手紙だけはちょっと遡って繰り返し読んだりするほど面白いんですね。

ただし、下宮さん、ちょっと違うなぁーというところもあるんですよ。でもそれも含めてね、あなたのお手紙ご質問を広くみんなに紹介したいと思うんですね。

下宮さん、これ日本国内だけじゃなくて、例えば海外に住んでいる日本の方もチャンネル桜の努力でネットに載ってますからね。だから下宮さん、あなたの手紙が大げさでもないと思うんだよなー、世界中の日本人にね、これで紹介されるわけです。
なんとなく恩を売っているようで、これ以上言うのは止めますが。いやそれぐらいあなたの手紙をみんなに知って欲しいんですよね、僕の気持ちとして。
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まずね、この下宮さんがお書きになっているのは、私が青山さんにお伺いしたいのは、青山さんが武士道の思想を今の日本に広める際、どのような形、それは媒体の形ではなくて思想の形、ん、いきなりいいですねー、思想の形としてどういうふうに広めようと考えようと思っているのか聞きたいと。
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具体的に言うと「葉隠れ」、葉隠れ、これちょっと字が違ってる、ね、「れ」を送ってますけど、「葉隠」は送り仮名ありません。どうしてもあなた二十歳だから、僕が近畿大学で教えている学生諸君のように見えてしまってついね、言っちゃうんですけど。「葉隠」というのは漢字二文字の綺麗な佇まいがいいので、送り仮名はありません。

その「葉隠」などの昔から伝わっているものをそのまま「伝統」として広めるのか、昔から伝わっているものを今の時代に合うように少し変えたものを広めるのかという事です。私は後者(今の時代に合うように少し変えたものを広める)を支持しますとお書きになって。このまず1ページめ、6枚あるんですけどね、1ページ目から言うと、んーこれも非常によい質問だと思うんですが、結論から言うと、この例えば「葉隠」でいうと、僕は現代の平成22年、皇紀2670年、西暦2010年の時代に生きる私たち日本人の解釈として、解釈すべきだと思ってます。

それはね、下宮さんがおっしゃってる今の時代に合うように少し変えたものとは実は違うんです。
時代に合うように変えるような事はしません。そうじゃなくて、これは「葉隠」を例にいうとですよ、「葉隠」を聞き書きでしゃべられた時にですね、もちろん引退した武士ですから、今の言葉で言う「物書き」ではありませんけどね、一旦自分の発した言葉というのはもう自分の解釈、自分がこう受け止めて欲しいと思った解釈だけじゃなくて、例えばその「聞き書き」をした若手の武士も含めて、違う解釈がありうるなぁ、一旦口から発した言葉というのは自分だけのものでなくなって、みんなのものになるという事は、違う解釈がありうるなという事を承知の上で語って聞かせられたと思うんですよね。

これはプロの「物書き」の端くれであるこの僕にとって基本的な態度であって、自分で書いたものというのはこういうふうに読んでほしいというのはありますよ、しかしそれを違う読まれ方してても、それは必ず甘んじて受けるべきなんですね。

何を言っているかというと、発した言葉や、書いたものというのは、必ず解釈があるんですよ。
それは今の時代に合うように少し変えるという事ではありません。
そうじゃなくて、自分の今の現実とぶつかってる生き方と照らし合わせるという事なんですよ。
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他人の言った言葉、他人の書いたものだけれども、その自分の生き方と関係ないものとして読んだり、聞いたりするんだったら、そもそも意味がないんです。
そうじゃんくて、あくまでも自分が生きてる。例えば下宮さんだったら、専門学校を卒業して今仕事をおそらく探してる、その自分の現実に照らし合わせて、その一番、言葉を発した人や、あるいはものを書いた人の根幹として訴えたかった事を、まさしく汲むべきものを汲みながら、自分の生き方に反映していく、組み込んでいく、それを言ってるんであって、時代に合うように少し変えるわけじゃありません。

したがって、「葉隠」の中の例えば有名な言葉である「武士道というは死ぬことと見つけたり」というのを、例えば僕なりに解釈をして、近畿大学の学生諸君に、半年、1年の授業の最初か最後かにこれを話す事が多いんですけど、「武士道というは死ぬことと見つけたり」というのは、実は生きる事の喜びを言っているんであって、しかも省かれていると、「武士道というは死ぬことと見つけたり」、何がどこに省かれているかというと、「武士道というは死ぬこと」その間に省かれている言葉があって、それは「人のために」、「武士道というは(人のために)死ぬことと見つけたり」。

この「葉隠」のすごいのは、江戸時代に聞き書きとして現れた書物であるにも関わらず、「武士道というは君主のために死ぬことと見つけたり」と書いてないんです。
だから「葉隠」は江戸時代に禁書、禁じられた書になったと僕は思ってる、これも解釈ですけれども、解釈しているんですけれども、君主に限らないよという事を実は僕は示唆していると、これも解釈してます。

つまり、「葉隠」は他に、「恋の至極(至極って極みに至るっていう字ですね)は忍ぶ恋と見つけたり」これも有名な部分ですけど、究極の恋というのは「忍ぶ恋」であって、相手に告白しない事だと。
これは武士の世界にあった同性愛ですね、同性愛という言い方は余り正しくないのかなぁ、少年愛に近いもの、そういうものを指しているという説もありますが、僕は別にそれに限ったことだとは思ってません。

人の奥さんであったり、あるいは自由な立場の若い女性であったり、いずれの場合も本当の、究極の恋というのは「忍ぶ恋」、つまり相手に告白しない、なぜ告白しないかというと、それが同性愛の相手とか、少年だからとか、人の奥さんだからと言ってんじゃない、僕のこれも勝手な解釈では、そうじゃなくて、告白するという事はその相手を欲しいという意味だろうと、性欲でも何でも、性欲も含めてですね、ようするに相手を自分のものにしたいと、だから告白するんでしょう? それは本当の恋ではありませんね、本当は欲望の一種ですね。

本当の本当の究極の恋というのは、「相手に告白しないで、そして相手の事は徹底的に守る。相手に褒められない、気付かれないのに相手を守ってる」のが本当の恋じゃないかという事を、僕はこの僕に言っていると思ってて、それは「武士道というは死ぬことと見つけたり」と実に密接につながっていて、君主に限りませんねと、君主に限らず、自分が好きになった人であれ、例えば相手は対して思ってないのに、自分としては友達と思っている相手であったり、とにかく自分以外のために、誰か人のために、自分が大切だと思う人のために死ぬことが武士道であり、そうしたらこの人生は楽しくなるんだと、面白くなるんだと。

どうしてこういう事を言っているかというと、武士道と言いながら、江戸時代中期はようするにもう戦いもありませんし、刀を腰に差していてもそれを使うことがないわけですよね。そのままだったら要するに、何のために生きているかわからない人生もおそらくあったんだろうと思うんですよ。

これはまさしく「葉隠」の中に、例えば城の中であくびが出そうになった時にこういう動作をして押し隠す、こういう風にしてあくびをしたのを誤魔化せませんか?と書いてあってですね。
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つまりあくびが出るようなお城の生活だという事も示唆されてて、そういう人生であってもいざとなったら人のために、自分以外のために死ねるんだという事があったら、例え戦いがなくても、刀が役に立たなくても、「もののふ」として、きっぱりとその人生に意義を感じて生きていくことができる。というのが「武士道というは死ぬことと見つけたり」というのが今の時代の考え方だと僕は思うわけです。

だから近畿大学の若い、この下宮さんよりも更に若い18歳の新入生にもこの話をしているわけです。
もう一回言いますが、それは今の時代に少し変えたものじゃない、そうじゃなくて私たちの今の生き方に引き付けて解釈するという事なんですね。

従ってこの下宮さんの考え方、例えば「武士道」の思想のような、つまり日本の先人たちが築いてきた哲学、それを今の時代に広めたいなと思う時に、どういう思想の過程をとるかというと、まさしく私たちは俺はどう生きるのかという形で伝えるというのが僕なりの答えです。

そしてね、下宮さんの手紙ってこの後も非常に印象深い部分が続いていて、下宮さんはこうお書きになっているんですね。

下宮さんは「葉隠」の中で「忠義」の部分を変えたほうがいいとお書きになってて。
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「忠義」のように、ちょっと全部読むことは出来ませんから、僕なりにそれこそこれは解釈じゃありませんけど、要旨で伝えるのを下宮さん許して下さいね。

要旨で言いますとね。どうして「忠義」の部分を変えた方がいいかと思うかというと、「忠義」というのは強制だと、強制じゃなくて、今まで自分が生きてきた人生や、培われてきた価値観で考えさせて自分で決定させるべきだと思う、と。

そしてどうして下宮さんがこんな事を書いたかというと、次にこう書いてあるんですよ。
今まで20年生きてきて従うに値する人間はいなかったからです。

つまり、この人の言うことだったら従いますというのが「忠義」だとしたら、そんな「忠義」は自分にはなかったという事を言っておられるんですね。

おそらく、この番組って60代、70代、80代、あるいは90代の方、ひょっとしたら100歳を超えた方までご覧になっていると思いますから、二十歳ぐらいで20年生きてきてなんて事を言うなと思った方いらっしゃると思いますが、僕は実はそうは思わないですね。

二十歳になるまでにどれくらいの人間と出会うかというとスゴイでしょ? それはまず自分の父、母から始まり、兄弟がいれば兄弟、そして実は僕たちの人間関係って幼稚園、小学校の頃からずいぶん濃密にありますよね。

そして大人になってからないものとしていえば、利害を超えた存在、つまり先生という存在があるはずで、その先生たちとも向かい合ってきたのに、この二十歳の青年が今までこの人のためなら忠義を尽くせると思える人が誰もいなかったと、この下宮宗之さんがおっしゃるっていうのは僕らしっかり受け止めるべき日本の現実だと思うんですね。

その上で、この下宮さんね、こういうふうにお書きになっているんですよ。皆さんちょっと読みますね、聞いてください。

私が今まで出会った歳上の方というのは、新人に対しては脅すようにきびしいくせに、自分のやる事に関しては適当で、いいかげんで、自分のことを甘やかす人間や、歳下の人間にバカにされても平気な人間しかいなかったのでした。
そんな人間に心から従うことができると思いますか。私はできませんでした。

それに……、ここまででも十分何ていいますか、僕達の胸に食い込みますよね、そしてこの二十歳の青年が書いているのは、それに続けてですよ。

今の日本には何も考えずに上司や数の暴力のいいなりになる人間が多すぎる。私から見れば自分の考えを持った人間がまったくいないように感じます。
何かやるにしても「上司がこう言ったから」、「昔からこのようにやってるから」、「伝統だから」、「働かないとまわりの人間が白い目で見るから」私から見れば日本はこんな人ばかりです。
もっと酷いのは今の集団の長や周囲の考えと同化できない人間を排斥する人々です。と書かれてて、私から見れば日本では全体主義が支配しており、今の日本は狂った信仰を持ったカルト集団のようだ。と思います。
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こう書いてて、うん、下宮宗之。
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おぬしの言いたい事はもちろん胸に食い込んでくる。食い込んで食い込んでわかるよ。わかる上でね、「日本では全体主義が支配しており、狂った信仰を持ったカルト集団のようだ」

どうですか?(笑)
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自分で僕の口で読んだのを聞いて、「違うなぁ」ときっと思ってくれるよね? これは違います。
もし日本が北朝鮮や中国のように全体主義が支配してたら、まず僕がこの番組に出ることが出来ないし、チャンネル桜、まぁ今までも十分潰す圧力を受け、それから僕とか僕が一員であるところの独立総合研究所もスゴイ圧力を受けているけれども、しかし全体主義が完全に支配しててしかもその狂った信仰を持ったカルト集団だったら、僕らのように異なる見方、意見を持った人たちが少なくとも何とか発信できるなんて事はありません。

だからこれは言い方が悪いと言っているんじゃなくて、事実に反します。
で、そこはその上でね、しかし自分の意見よりも、ようするに迎合するのが多いんじゃないかという所は残念ながら深く頷けるし、それから周囲の考えと同化できない人間は排斥する人々は酷いと思うというのは恐らく下宮さんの経験に基づいているんじゃないかなぁという事を思いますし、心配も実はします。

その上でね、同時に自分の経験だけで見てはダメですよ。僕はいつも「現場主義」と言ってて、「自分のこの手や足、自分のこういう皮膚で味わうことを大事にしましょうね」と言ってるけど、それは自分の経験を絶対視することでは全然ないからね。全然ありませんから。

だからまだ二十歳なのに随分苦しんだんじゃないかなぁと僕は思う。あなたの手紙を読んで、例えば上司に送ったとして、僕のように喜んでくれるかというと必ずしもそうじゃないと思う。
今、無職である事に関係あるのかないのか僕にはわからないけれども、二十歳だからと言って何の苦労もしてきてないんじゃなくて、凄く苦労してきたんじゃないかなぁと思う。

しかしその経験を絶対視しちゃダメですよ。必ず突き放さないと、自分自身を突き放す、自分自身を突き放す習慣がキチンとあれば日本をカルト集団という事は恐らくないんじゃないかと思う。

その上で、下宮宗之さんの手紙もうちょっと続けるとね。こうも書いておられます。
踏ん反り返っている老人が「若者はもっと社会貢献しろ、ワシらを助けろ」というような事を前にテレビで言っていましたが、私は指を折って残りの寿命を数えられる人間のために骨身を削るのも、数の暴力や力づくでどうでもなる世の中のために時間を無駄にしたくはないのです。
下宮宗之という名前の人間の人生は一度しかないのだからもっと自分がやりたいと思えることをしたいです。
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後半の部分、後でもう一回読みますが、あと時間どれくらいありますか? あと5分ぐらい? あと7分あるそうですが、だから後でもう一度いいますが、その前にね、「踏ん反り返っている老人が若者はもっと社会貢献しろ、ワシらを助けろというような事を前にテレビで言ってました」まぁ恐らく言ってたんでしょうね。

僕はこないだね、こないだというのはほんの数日前に今僕が介護している87歳の私の母と話した時に、世の中の話になりましてね、お袋は身体は全然動かないけど目は本当に今も澄んでて、余計な話だけど人間年取ると目が段々小さくなるじゃないですか、ところが僕の母親は武家に育って、僕の背骨を作ってくれた人で本当に感謝しているんですけれども、その母親、目が未だにしっかり開いてて世の中を真っ直ぐ見ているところがあるんですけれども、その母親に

「お母さん、この日本がこのようになってきたのは若い人というよりは、本当は中高年が一番いけないよね」

と言ったら、

「そんなもん当然だ」

と答えましてですね。僕は自分も含めて「日本の中高年」と言ったつもりが、僕の母におかれては、あるいは母にとっては「自分は違う」という意味で言ってていやいやたいしたもんだと僕は思ったのですが。
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実は若い人よりも、「今時の若いものは」という言葉も未だに使われたりするけれども、そうじゃなくて、この敗戦後の65年間の日本を作ってきた僕も含めたいわゆる中高年の世代が一番僕は誤りが深いんじゃないかと実は思ってます。

従って年老いた人のために貢献したくないというのはわかるんだけれども、いやあなたが言っている理由はわかるけれども、しかし、ここは僕は下宮さん申し訳ないけど違うね。

僕は例えば、あのね、僕は自分の母親を老人ホームには入れてません。今、転んでリハビリしないといけないから老人の方が多い病院に仮に入院してるんですよ。
そこに行って驚くのはとにかく見舞いに来る人がいないんですね。それは僕の母親も言ってましたが、「誰も来ないよね、来るのはお前ぐらいだよ」と、お袋が言うんですが、男であれ、女であれ、本当に長年苦労を重ねてきたであろう人をね、例えばね、男性に多いけど、こうベッドにこうして「あ~」と一日中声を出されてるわけですよ。
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だから見舞いに来ないというのは見捨てたわけじゃなくて、そう思いたいんですけどね、会っても家族がわからないからじゃないかなぁと思うんですが、母親にそう言ったらね、

「お前ね、そこは違うよ。私はここに入院したおかげでね、やがて退院するけど社会勉強した」
というような事を87歳の母親が言って、というのは、目をつぶってね、例えば食堂で一緒にご飯を食べると、母親は意識がしっかりしてるのに、眼の前に座っている人が目をつぶったまま口を開けて介護士の方々に食物を入れてもらうと、見るのが嫌だなぁと思いつつ「ハッと気付いたんだよ。あれは目を瞑っているけど本当はわかってるんだと。周りの事を本当はわかってると。目を瞑って口をぽかんとあけて、食べ物を入れてもらえるからと言って周りの事が見えてないわけじゃない」という事を僕の母親が申しましてですね、さすがにこの人だなぁと正直思ったんですよ。

そして僕が今の仕事をしている原点というのがですね、実は中学校一年生の時に、中学校の社会科の授業ですから資料集というのを初めてもらったんですよね。小学校の時でも今は渡すことあるのかもしれないけど、僕でいうと中学校に入ったら初めてその資料集をもらった。

その資料集の中に「高齢者対策」の部分があって、そこにね、ページの冒頭の部分に老人ホームで集団でおじいさん、おばあさんがご飯を食べている写真が何気なく載ってたんですよ。
そのね、細いうなじ、細いうなじを伸ばしてね、みんな同じ浴衣を着せられてですよ、同じなんていうのかなぁ、ちょっとペットにあげる食器のような、つまりアルミのね、それが全部悪いと言っているんじゃないけれども、みんな同じ食器で、みんなうなじを差し出して、同じ浴衣を着てご飯を食べているのを見た時にね、これ忘れられないんですけど、中学一年だった僕がドッと涙が溢れて来たんですよ。
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僕は結構もろ忘れっぽいんですけど、あの時は忘れなくてね、というのはまだただのガキですよ。12歳のガキだったけどね、このおじいさん、おばあさんというのはみんな苦労してきたに決まってると、この例えばその時僕12だったけれども、僕のようなガキも含めて育てることも、それから日本のためにいろんな苦労をして、街中で例えばタバコ屋をずっとやってた人も含めて、例えば総理大臣だから偉いということじゃなくて、本当に12のときにそう思ったんですけど、みんなが苦労してきたのに最後はこんなふうにね、同じ浴衣を着せられて、アルミのお碗でご飯を食べなければいけないのかなぁ、こんな世の中間違ってるよと、その世の中をどうにかしたいと思ったのが、僕が記者になった動機でもあったしね、あるいは記者を辞めた動機もそうだったし、そして今この仕事を僕なりにやってるのも、あるいは独立総合研究所という僕たちの会社があるのも全部そのためなんですよ。
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原点はそこなので、だから、ねぇ~下宮宗之、ごめんね、呼び捨てで。しかし、親しみを込めてそう呼びたいんだけどさぁ、「指を折って残りの寿命を数えられる人間のために」こんな事書くなよー。
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ねー、君二十歳でもさ、俺十八歳の新入生に言うんだけど、君達と俺と同じだぜ百年経ったら誰もいないんだよ、人間なんてあっという間に死ぬんだよ。僕たちの命を子々孫々に伝えて行くだけがこの命なんだって、それはミミズだって、僕らだって、モグラだって同じなのさ。

「そして指を折って残りの寿命を数えられる人間」って君もそうだよ。君だってそうさ。そして君だって一秒後に死ぬかもしれないんだよ。それが「武士道」なんだよ本来。人間はいつどこで死ぬかわからない。自分はまだ何十年あると思って生きるのが武士道じゃない。だからここのところは君によく考えてほしくて、そして君は思いつめた末に駅のホームから……、このあたりは余り読むのは辞めようね、でも例えば死にたいなと思ったこともあったという意味でしょ? 僕だってあるよ。特に君二十歳でしょ? 二十歳の頃の俺って本当に苦しみぬいたんで、おんなじように死にたいなぁと思ったことあります。その上で言うけども、君がたとえ歳上の人にどんな目に遭ったからと言って、「指折り寿命を数えている人のために働きたくない」というのは、僕は僕の願いとして言ってほしくない。
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その上でね、その上で、もう時間が過ぎているので話を終えなきゃいけないんだけれども、「私を排斥したければどうぞ排斥して下さい」と書いてますけど、そんな事ないよ、宗之。
sakuraraボード-若者の手紙29

おぬしみたいにこうキチンと物事を考えられる人間というのは俺、おもわず普段の言葉遣いになっちゃったけど、俺だけじゃないよ、おぬしの事をね、「そうかお前、自分を大切にしてるなかなかしっかり生きようとしているやつだ。祖国のために大事だ」と思うやついっぱいいるさ、断固希望を持て! 宗之頑張れよ。
そして皆さん、この二十歳の若者が尊敬できる人間がたくさんいる世の中にしましょうね。僕たちの責任です。
sakuraraボード-若者の手紙30

みなさんすいません、今日は時間も超過したようですけれども本日も心からありがとうございました。

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『超人大陸』
1/3 外国人が代表選に投票!?不可解極まりない民主党【青山繁晴】


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『青山繁晴.TV』
ゲストトーク特別編 舞台・「永遠の一秒」①
ゲストトーク特別編 舞台・「永遠の一秒」②

▼動画の要約
今回から全四回にわたり、ゲストトーク特別編として「舞台・永遠の一秒」の原作・脚本・演出を務める畠山さんと、出演の津山登志子さんをゲストに迎えます。

9月17日~26日まで、東京グローブ座で公演されるこの舞台。3人の特攻隊員が陸上爆撃機「銀河」で出撃し、特攻の瞬間タイムスリップ。現代の日本に迷い込み、病床の別れた友人と再会するというストーリーです。

我らが青山繁晴氏も、語りとして参加するこの舞台の内容に、青山氏が深く切り込み対談します。

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「舞台・永遠の一秒」は、原作・脚本・演出を務める畠山貴憲さんのオリジナル作品だそうです。
台本を書いたのは29歳、現在40歳で、「なぜ特攻隊?」と聞かれてもいつも自分でもわからず、台本の最後にいつも「わがはからいにあらず」と書かれていらっしゃるそうです。
『凛として愛』の監督をされた泉水隆一監督も、ナレーションをご自身でやってらっしゃいましたが、自分では考え付かない台詞が多々出てくるのは英霊さんたちが言わせているのではないかとおっしゃっていらしたそうです。泉水監督が生きてらっしゃったら、この畠山さんとの対談を見たかったなぁと思いました。

青山繁晴さんがご自分のブログで楽屋や舞台の様子を報告されています。現在、観客が少ないのが悩みだそうですので、お時間がある方は是非! 足をお運び下さい! sakuraraもチケット取りました☆
こういう舞台をみんなで応援する事も日本を護る事につながると思います。どうぞよろしくお願いします。
9月26日(日)までです。

ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイより
語りを始めます(2010年09月17日 06時49分12秒)
楽屋にて(2010年09月19日 14時45分06秒)
▼さて、この舞台劇「永遠の一秒」は、いまのところ、観客の数が少ないのが、正直、みんなの悩みです。
もう一度、この下の書き込みを見ていただき、おひとりでも多くのかたがご覧になり、監督や俳優、スタッフのみなさんの志に報いていただけないでしょうか。

「永遠の一秒」公式HP
「永遠の一秒」公式ブログ
チケットぴあ

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どうか、産経新聞が多くの日本人に知られ、読まれますように☆

なんと『水間条項』で下記文章を発見しました! 中国情報部、産経新聞の購読者数に目を光らせているそうです。これは何がなんでも親孝行に産経新聞です(^o^)! よろしくお願いします!!

緊急拡散《尖閣を如何にして守るか、日本の世論の動向を見ている中国人民解放軍!》(2010年09月19日 16:00)

この緊迫した尖閣問題をマスメディアで唯一詳細に報道しているのは、産経新聞だけですが、産経新聞の購読者数の動向調査も中国情報部が目を光らしてますので、日本人の断固とした意志を見せつける為にも産経新聞の購読をお願いいたします。

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土屋たかゆき議員ブログ ■今日の”つっちー”■ 2010年6月3日の日記より 
雑誌「正論」・参議院選 裏マニフェストを暴く
※新聞では、産経です。私は、自宅で産経を取っておりますが、駅売りでも「産経」を引っ張り出して目立つようにして、『産経新聞下さい』と買います。読んだ新聞は、わざと「網棚」へ。必ず読む人がいるからです。
更に、ホテルで食事をする時『産経新聞ある』と聞きます。『在りません』と返事がある時には、名刺を出して『5大紙は揃えておくのが、ホテルの常識でしょう。支配人に伝えて下さい』と言います。
旅行先でも同じことを言っています。大概、次の日には改善されています。是非、ホテル業界も大変ですし、食堂も同じです。お客の要望は聞きますので、そうした、小さな努力で、「本当のことを国民に広める」運動にもご協力をお願いします。

*コチラ↓のブログさんに土屋議員のエントリーを教えて頂きました。
愛国を考えるブログ
『朝日新聞はとらないのが、ホテルの常識でしょう。支配人に伝えて下さい』(2010年08月17日)

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拙ブログより
井上政典【世の中を不安に思うとき】=みなさん、産経新聞を購読しましょう。☆☆甦れ美しい日本☆☆

父、産経新聞に見事にはまる!&親孝行に産経新聞をプレゼント☆
どうか「親孝行に産経新聞!」と思われた方、産経新聞に問い合わせてみてください。
親世代の方は「何か欲しいプレゼントある?」とお子様に聞かれたら、「産経新聞……」と呟いてみてください(^O^)。
一人でも多くの方が産経新聞の事を知ってくれますように。。。

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まさか、右翼と呼ばないで!』さんも、お母様に産経新聞を送り付け中(?)(>_<)だそうです。
日本が危ない! 欧州在住の筆者が外から奮迅 何が起きてる日本? 民主党の危険を探る守ろう日本、目覚めよ日本人 !
私は先月から母に産経新聞を送り付けています。やまと新聞は親類に送ろうかと考えています。皆さんもこの新聞を支えてください。それから桜のサポーターになってください お願いします

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8月10日は「やまと新聞」の日でした! → 本日(8月10日)、「やまと新聞」の日!【応援キャンペーン】

やまと新聞HP 
やまと新聞会員募集のご案内
会費月々500円です☆

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みおさんの一日も早い病気回復をお祈りします。
皆様からも暖かい応援&祈りをどうぞよろしくお願い致します。
本日の 『みおボード


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