アレルギーでマラセチアの豆太郎その後 | ニューヨークからのエアメール        ~ever since~

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滞米歴約30年。アメリカ国籍。外国人として日本で長期滞在ビザ取得。父の介護を経て、日本に家族で住み始めた現状で、かなりのカルチャーショックに陥ってます。

2019年3月8日にセンターから引き出して治療を始めた豆太郎は、動物病院で処方される薬とボランティアで協力してくださるトリマーさんによる週1のマラセチア専用シャンプー、そして良質なアレルギー対応フードにてかなり皮膚の状態がよくなってきています。

これは今年2月にセンター管理棟で撮影した豆ちゃんのお腹、毛が抜けて象のような硬い皮膚に覆われていました。


比べてください。これは先日、シャンプー後に撮影した豆ちゃんのお腹です。少しメタボになっていますが、皮膚がかなり柔らかくなって毛も少しずつ生え出してきました。


顔は如実に違いがわかります。センター管理棟で2月撮影の豆ちゃんの目の上はかなり剥げあがっていました。


先日(4月9日)撮影された豆ちゃんの目の上は、毛が生えそろっています!


豆ちゃんの治療はまだまだ続きます。長い闘いになりそうです。
豆ちゃんの皮膚のかゆみはだいぶ収まっています。
でも、まだ耳のにおいがとれていません💦

根気よく治療、薬用シャンプー、そしてアレルギー対応フードを続けていくつもりです。

豆ちゃんは今年1月に迷い犬としてセンターに収容された犬です。
もしも、飼い主さんが名乗り出ていたら、豆ちゃんはかゆみとの闘いが続いていたことでしょう。
そしてさらに悪化していたことでしょう。

複雑ですね。。。迷い犬としてセンターに収容されたら、普通は飼い主さんが期限までにお迎えに来てほしいと願うものです。
でも、豆ちゃんの場合は、治療もされずにかなりアレルギーとマラセチアが悪化していた状態なので。。。

私が引き出さなければ、譲渡対象として表に出てくることはなかったことでしょう。

まだ年齢は3歳くらいでした。

手遅れになる前に治療が始められたことに感謝します。
豆ちゃんを一緒に助けようと名乗り出てくれた一時預かりさんに感謝します。
彼が名乗り出てくれていなければ、保護する場所がなかったので、引き出すことができませんでした。
しかも、彼は体の大きな豆ちゃんをお家の中に入れてくれました!

豆ちゃんの皮膚の状態が完全に治るには時間がかなりかかりそうですが、ディ・アンクとしてサポートを続けて行きたいと思います。