知って下さい!センターの収容動物達の事 | ニューヨークからのエアメール        ~ever since~

ニューヨークからのエアメール        ~ever since~

滞米歴約30年。アメリカ国籍。外国人として日本で長期滞在ビザ取得。父の介護を経て、日本に家族で住み始めた現状で、かなりのカルチャーショックに陥ってます。

動物愛護のボランティア活動を始めて、助けが本当に必要な犬猫達と接していて、明日の命も保証されない子達を常に目にしてると…

 

何て世の中、自分中心で自分勝手な人間たちが多いんだろうって、自分も含めて嫌になる…

 

グルメ、ショッピング、旅行など、人間たちが楽しんでいるこの瞬間も、冷たい床の上で震えている子達がセンターには沢山いるんだよね…

 

でも、そんなことに関心もなく、そんなことがあるなんてことも知らず、知ろうともせず、センターの場所も存在も…無関心で…ペットショップのかわいい子犬や子猫の前には、笑顔溢れる家族の姿がいつもあって…
 

なんか間違ってるよな~って絶対違うよな~って、いつも思う…命は買うものなんかじゃないし…命を助けてほしいって…
 

生きたくても、生かしてはくれない現実がすぐそこにあるんだよ…
 

センターで譲渡対象だから大丈夫でしょ?ってそれより殺処分される子たちを助けようって思う人もいるかもしれない…

 

でもね、センターで譲渡対象で出ていても、センターではいざとういう時に命を助けるような医療設備は整ってはいないから、十分な治療はできないから、もしなんか体に支障が出てしまったら、もうどうしようもなくなるってことあなたは知ってますか?


 

よほど早くもらわれないと、よほど鉄のような頑丈な体をもっていないと、よほど運がよくないと、センターで無事卒業できる子は意外と少ないんだよね…
 

収容されたらそこはもう全員が死といつも隣り合わせだということを意外と知られていないけど…
 

センターの子達の不安や恐怖の顔を見たらわかってもらえるかな?

 


 

人間たちが笑って楽しく過ごしている間に、自分がどうなるのか怖くて怖くてたまらない子達が、確実にセンターにはいつもいるんだってこと、できるだけ多くの人達に知ってほしい…
 

センターだけの問題ではない、これは市民全体の問題なんだよ…助けてくれる人たちがあまりに少なすぎるんだよ…

待ってても、誰も助けに来てくれないから…彼らには悲しい結末が待っているかもしれないんだよ…