今日も、とっても暑い日でした。
68年前にこの暑い日差しの下で、焼け野原の生き地獄があったかと思うと、胸が締め付けられます。
背中全体が酷い火傷でうつぶせで写ってる青年が、「殺してくれ」 と、何度も叫んだという写真を見ながら、言葉が出ない。。
蝉の声と、様々に行われてる平和への祈りの声が響いている、原爆ドーム周辺でした。
8時46分、1分遅刻もギリギリ間に合ったか?時間ぎりぎりに到着、セーーフ??
って思ったのに、知ってるウォークの面々がいないし、いそうな雰囲気が微塵もない。。
なんだか知らない日の丸背負った人たちが出発準備してる。。
ヤベっ、置いてかれた!!
しぶしぶ中電本社目指して歩いてると、発見!!
なんとか追いついた、ホッと一安心。
して、合流.
しばし歩いて本社前に到着!
今年は家族そろってこれました。
恵くんは、まだみんなのスピードでは歩けなかったからベビーカー。
麦さんは肩車で8.6.ウチワ振る係り。
愛くん、ちゃんと歩く。
環ちゃん、スリングおかあさん。
来年は、どうなってるかなー。。
なかなか腰が重くて、各地である反原発運動の集まりやウォークになかなか参加できないけれど、広島県民としても8.6.だけは参加し続けたいと思っています。
大事な家族行事。
多くの方がマイクを持って語りかける言葉が、心に響きます。
「原爆も、原発も一緒、もうやめにしましょう!」
という、福島から避難されたお母さんの声に皆が声を発しました。
ウラン採掘の現場からの声を届けてくれる女性。
日本からは住友商事が採掘にやって来るって言ってた、、気がする!
経済産業省前でのオキュパイで、1100万円の訴訟を起こされてる話。
みなさん、お近くにお越しの際は 経産省前テントにお気軽に足を運んでくださいとのこと(笑)
島根原発直近で声を上げ続けてる人、近隣で20万人の人たちが生活している。
2年前ほどの関心と人の集まりがなく、でも脱原発の運動にキチンと向き合て頑張っていかねばと、小ネタも挟んで話してくれた九州の人たち。
そして我らがミスター岡田。
中電の上関での埋め立てを反対していた祝島の漁師さんと、カヤックに乗っていた2人を、中電は見せしめとして損害賠償の裁判を起こしました。
祝島の暮らしと上関原発~止めようSLPP裁判~
経産省前の裁判と同様、巨大企業や国が、個人を相手に起こす、圧倒的な力の差で相手の気持ちを押しつぶすための裁判。
岡田君は近所の新規就農者、有機農家仲間のホープです。
彼は、事あるごとに裁判の為に山口まで行かなくてはいけません。
農家にとって、時間を取られることは何より辛いです。
仕事ができないだけでなく、弁護士費用、交通費等、莫大な費用が掛かるそうです。
こうして見せしめのように彼の生活を踏みにじることで、他の反対運動を頑張ってる人たちに大きなプレッシャーを与えることも、大きな目的の一つ。
でも彼は、泣き言ひとつ言わず、毅然とした態度で中電と戦い続けています。
そして彼は、「上関原発は、まだまだ終わっていません、現地では今も大変な状況です。 みなさん、祝島の人たちに上関原発をまかせっきりにしていませんか?」
大きな問いかけでした。
その後聞いた漁業権の件での裏話は、想像を絶するもの。
ブログ掲載の許可をもらってないのでかけませんが、8.6.の前にも岡田君たち祝島で頑張ってたみたいで、ずいぶん畑に行けてないと、、、ああ、やるせない。
平和を望んでいるし、原発も原爆も無い社会を作りたい。
何が自分にできるんだろうか。。
そんなことを、改めて自分自身に問う日となりました。