本日の上関 | ~豚飼いと天ぷらカーと子育て~ 桜の山農場のブログ

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地域循環による豚飼い、無農薬有機農法による米作り、可能なエネルギーの自給、、を模索する日々のブログです。
生活の中で思い感じたこと、作ったものや息子の成長記録などを刻んでいけたらと思います。


今日は上関に行くつもりでいました。

でも、昨日弟と話してやめました。
今日は、沢山のガードマンとのモミクチャは、たぶんないだろうということでしたので。
ウチから4人出動しましたが、若くていい男は家畜の世話があり、連打がきかない身なので、次回にとっておくという判断でした。
今は一ヶ月の中で一番忙しいタイミングでして、一日抜けちゃうと取り返すのに3日くらいかかります。
 
現場のリアルをご報告したかったのですが、、
残念。


ガードマンとの、、、と言うのも、昨日夕方の4時過ぎごろに、浜で中電が作業を行おうとしてモミクチャになったときに怪我人が2人でて、救急車で搬送されるという事故がおこったそうです。

満月TV

僕もここでみてました。
あ、海からのユーストリームだったかな。。

ここからは、今日現地へ行ってきて、先ほど帰ってきたウチの家族の話です。


モミクチャになってカメラがしっかり状況を把握できない死角などでは、長いこう着状態でイライラしてるガードマンの中には、手や足を出す人もいるとか。
そのなかで沢山のガードマンに押さえつけられて各部を膝や肘などで圧迫さた祝島の女性が負傷し、とても危険な状況になったとか。
(ドミノ倒しのように倒れた一番下に女性がおって、強い圧迫で怪我したという説もあり。。。)

もう一人は男性で、内臓破裂かもと一時騒然となったとか。

でも、救急車に乗っても搬送先の病院が見つからないんだそうです。
医師会は、原発賛成だからと。


現場がモミクチャになった瞬間に、警察と中電はその場から立ち去るそうです。
自分達の責任問題になったら困るからだそうです。

中電はわかるけど、警察もいなくなるって、、
じゃあ、なんでそこに来てるの?


これ、、ホンマですか?
って、耳を疑うような話ですよね。




海上では、海上保安庁の高速ボートが突進、追突してきて、反対派の船の進路をふさぐのだそうです。 
ホントに追突するそうで、船の横っ腹についてるタイヤは、ボロボロになってるとか。
ヘルメットの割れた海保の人もでたって。
危ないね。

埋め立て台船に抗議のため向おうとすると、海上保安庁が船に乗り込んできて、免許をみせろだ、危険物は持っていないかなど時間を潰しにきて、現場へ向えなくするそうです。
カヤック隊の目をつけられてる人なんかは、高速ボート数隻に囲まれてまったく身動きできないとか。

警察や海保は、衝突した際にのみ仲介のため介入するそうで
「我々は中立なので。」
と、警察がユーストリームのインタビューに、無愛想に答えていました。
中電よりの中立ってことでいいのでしょうか?


最近我が家によく遊びに来てくれてる若い子は、現場で相手に殴られました。
警察の実況見分で、相手は彼に殴られたと証言し、周辺の作業員10人近くも同じように証言したのだそうです。
完全にハメにきてます。
彼はその現実に相当ショックを受けたが、たまたまその現場は録画されており、その映像を証拠として警察に提出できたとか。




まあ、昨日そんな救急車まで出す騒動が起こってしまったため、今日は警察の実況見分とかもあるやろし、強硬な作業は起こらないだろうという読みからでしたが。。。


しかし夕方、70~80人くらいのアルソックさんが浜にやってきて、空気がピリッとなったそうです。
なんと、3万円/日と噂される人達は、海岸のゴミ拾いを始めたそうです。
なので、オカン達も一緒にゴミ拾いしたそうですが、
「このゴミ、袋に入れてもらえますか?」
といっても、無視されるそうです。
若い、アルバイトらしきお兄ちゃん。
ある子は、
「、、そこに置いといてください。」
と言って、じゃあ、ここの石の上に置いとくわよと言って離れたら、拾ってゴミ袋に入れたとか。

もを、完全におかしな状況ですね。


現場の状況として、やはり大人数のガードマンにスクラムを組まれては、作業の阻止が出来ないと。 数メートル先の作業現場へ、入っていけないんだそうです。
だから、ホントに強硬な作業を始められようとしたときは、女性や年配の方よりは、若い男性の方が良いと。

初日、弟は一度ガードマンのスクラムの外にはじき出されたらなかなか入れないため、ずっと設置する鉄柱に抱きついていたとか。
いったい、何時間くらいの話しなのか。。
ラグビーの実力がっていうのは、隙間のないガードマンの間を「通りま~す」と言いつつ入っていく要領だということでした。

でも、作業も長期化してきて現場に人が少ないそうです。
水もコンビニも電気も電波もないような場所だそうです。
そこで、テント張って寝起きし、なかなか口にモノを運ぶ時間もなく日中は過ごし、夜は電波を探しに歩き、情報を発信し、、、

弟も含め、ここで寝泊りして阻止行動を続ける人も、この国で税金納めて暮らしてる社会人です。(そういえば、もうすぐ確定申告。。)
身も銭も心も削りながら、、
海を守りきっても、多額のお給料がもらえる、、なんてことでもないです。
それでもこの場に自分の意思でいる人達が守ろうとしているものを、僕達は伝えなくてはいけないです。


今日の中継で、ここにもっと人がいてくれたら、ガードマンが何人いようと防げるのに、、 と、若い子が言ってました。
そしてメディアやこちらのカメラが回ってるときと、カメラのない記録が残らない場所とでの、中電や作業員の態度や行動がホントに違うそうです。
なんだか、子供社会のイジメの現場みたいですね。
取材にきてる報道の人たちに、「明日も来てくださいね。」 と言葉を残して帰ってきたそうです。


現場の声として、沢山の人にきてもらいたい、みてもらいたい、そして発信してくださいと。
「市民メディア」なんて言葉を今日、知りました。
僕もなるべく頑張って発信して、現場にいける時は足を運びたいです。


今日は、自分の代わりにバッテリーと、バッテリーに繋げるようにクリップつけた車載用の携帯充電器と、12V→100V/300Wのインバーターを差し入れました。

今日配信されてたユーストリームは、一人がアイパットみたいなモノを持って映像と声を届け、もう一人が後ろから車のバッテリーとインバーターを持って歩いてたそうです。
バッテリーの充電方法はソーラーパネルですが、日が昇ってる時はバッテリー持ち歩いてるため充電できず、途中で充電落ち、、なんてことが起こってたそうです。
そんなわけでウチのバッテリーも、活躍してもらえることを願っています。


本日のブログは、聞いた話を聞いた話の記事なので、事実と違うことも、誇張されてるとこもあると思ってください。


ちゃんと、自分でみたこと、聞いたことを発信していきたいです。




あと、これ。
我々にできることを与えられました。


緊急賛同要請、ぜひみてね!