紙の広報誌「さくらの里山科新聞」との連動企画、レシピ紹介。
今月のさくらの里山科新聞に写真を掲載したお料理は、パプリカのツナマリネでした。
では、栄養士のストーンさんが作成したレシピと栄養説明をご覧ください。
パプリカのツナマリネ
〈材料 4人分〉
・ピーマン 3個
・赤パプリカ 1/2個
・黄パプリカ 1/2個
・ツナ缶 1缶(70g程度)
・酢 大さじ2
・砂糖 小さじ2
・塩 ひとつまみ
・オリーブオイル 大さじ1
〈作り方〉
1、 ピーマンは細切りにし、塩ゆでする。
2、 ボウルに調味料を入れ混ぜ合わせる。
3、 合わせたマリネ液にピーマンを加え和える。
4、 器に盛り完成。
<栄養解説>
パプリカはナス科トウガラシ属に分類され、ピーマンや唐辛子と同じ仲間です。
ピーマンとは栽培品種が異なり、大型で肉厚であり甘みが強いのが特徴です。
また、ピーマンは未熟な状態で収穫しますが、パプリカは成熟してから収穫されます。
パプリカは成熟の具合によって色が変わります。
一番早く収穫したものが黄色、
そこから熟していくにつれてオレンジ、赤へと色が変化します。
色によって味が少し異なります。
赤はほんのり甘みがあります。
黄色は少し苦味があります。
オレンジは苦味はなく甘いことが特徴としてあります。
パプリカは栄養価の高い野菜で、ピーマンと比較してビタミンCは2倍、カロテンは3倍含まれています。
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEをすべて含んでいるため、
相乗効果で抗酸化作用が高まり、老化予防に期待ができます。
βカロテンは熱に強く、油と合わせることで効果的に栄養素を吸収することができると言われています。
その点、オリーブオイルを使っているパプリカのツナマリネは、
パプリカの栄養を吸収するのに適したお料理です。