ゴールデンウィーク中に特別献立が続いた後の、普通の献立です。
普通の献立、焼きそばランチです。
メインディッシュは焼きそば。
シンプルですし、いっそ質素とすら言えるようなお料理ですが、
なぜかたま~に焼きそばが食べたくなるんですよね。
ご入居者様からも、「たまにはいい」という声が上がっていました。
副菜はちょっとお洒落に、トマトとシラスの酢の物です。
最近は雨が多く、じめじめと鬱陶しい日が多いので、そんな日にぴったりの爽やかさです。
もう一品の副菜は、小松菜の胡麻和えでした。
胡麻和えは、ご高齢者様に不動の地味な人気があるお料理です。
「不動の地味な」って、なんだか、褒めているか、けなしているか、わからないような表現になっちゃいましたね。
汁物は、ワカメと豆腐のスープです。
う~ん、ありふれているのか、珍しいのか、ちょっと判断に迷うお料理ですね。
今回の献立、全体的に微妙に懐かしい感じが漂っています。
この感じは何なのか考えてみたら、昔の喫茶店の軽食みたいです。
決して、「カフェのランチ」ではありません。
「昔の喫茶店の軽食」です。
思い出してみれば、昭和の時代、喫茶店の軽食の定番は、焼きそばとナポリタンでした。
あ、他に、カレーライスにチャーハン、ちょっとお洒落にオムライスもあったかな。
とにかく、焼きそばは、昭和の喫茶店の軽食の定番でした。
だから、微妙に懐かしい感じが漂う献立になってるんですね。
ご入居者様も昭和の喫茶店を思い出してくれたかな?