一昨日、3名のご入居者様がコロナ陽性になり、現在隔離体制をとっています。
その隔離体制の状況についてご報告します。
こちらが、陽性になったご入居者様3名(とみなし陽性のご入居者様1名)が暮らすユニットのリビングです。
写真中央に置かれているテーブルの向こう側が隔離エリアです。
座っている職員は、隔離エリア専属勤務をしている相談員のバスケットマンさんです。
彼はエリア外では勤務をしません。
本来は、相談員ですので、1階の事務室にデスクがあるのですが、隔離療養期間が終了するまで事務室には入りません。
と言うか、バスケットマンさんは事務室立ち入り禁止です。
バスケットマンさんは自分のデスクもロッカーも使えず、出勤したら隔離エリアに直行し、そこで着替えています。
※職員更衣室に、常勤職員は自分のロッカーがあります。非常勤職員は、共有のロッカー(施錠可能)を使います。
この奥のエリアが隔離エリアです。
ちょうど4部屋で構成されている区画ですので、今回陽性のご入居者様3名とみなし陽性のご入居者様1名にぴったりでした。
なお、実は陽性のご入居者様3名は、そもそもこの区画に自分の部屋があり、そのまま自分の部屋で療養して頂いています。
やはりお部屋が近いから感染してしまったのかもしれません。
この区画の1室のご入居者様のみ、陰性でしたので、ご家族様のご了承を得て、みなし陽性の方の居室と入れ替わって頂きました。
もちろんお部屋を入れ替わる際は、徹底的に消毒しています。
写真に写っている手前の3枚扉の部屋はトイレです。
このトイレは、隔離エリアの4名のご入居者様専用としています。
このように4室とトイレが固まっている区画を隔離エリアに出来たので、完全な隔離療養体制がとれました。
ここはユニットの玄関の外です。
2つのユニットの玄関が向かい合っており、玄関の間に、共有の職員室、職員用トイレ、車椅子対応の機械式浴槽、飲み物の自販機があります。
自販機の前に抗原検査キットが置かれています。
明日までの3日間は、2つのユニットの職員は全員、出勤時に検査をしてもらいます。
ちなみに、唾液採取タイプの医療用抗原検査キットですので、自分でできます。
このようにできる限りの感染対策をとって、隔離療養を行っています。