特別養護老人ホームで、3名のご入居者様がコロナ陽性になったことをご報告します。
また、もう1名発熱している方がいます。
その方は、抗原検査では陰性だったのですが、今後陽性になる可能性が高いので、陽性とみなして対応します。
この4名とも同じユニットです。
1名だけお部屋を入れ替えて頂き、リビングより奥の4部屋に4名の方を集中させました。
※要するに、3名の方は元から奥の4部屋の内の3部屋で暮らしていたんです。1名だけ、玄関側のお部屋だったので、4部屋の残り1室のご入居者様と入れ替わって頂きました。どちらもご家族様のご了承を得ています。
そこで、リビングより奥を感染エリアとしてゾーニング(区域分け)しました。
感染エリアには、看護師2名と介護職員2名のみが入ります。
そのメンバーで、4名の陽性(みなし陽性含む)ご入居者様のケアと看病に当たります。
リビングから手前側は普通のエリアとして、6名のご入居者様に対して、通常どおりのケアを行います。
ただし、陽性者の療養期間中は、他の6名のご入居者様も、基本的には個室の中でご生活頂くことになります。
お食事も個室の中となります。
なお、感染防止のために、このユニットのお食事は紙皿等でご提供し、お食事後は全て捨てることになります。
今から12月1日まで、このユニットと隣のユニット(夜勤職員が共通で1名となります)に出勤する職員は全員、勤務前に抗原検査をして、陰性を確認してからユニットに入ってもらいます。
なお、本日、ユニットの残りのご入居者様全員と、2つのユニットの職員の大部分の抗原検査結果は陰性でした。
職員の大部分というのは、非番の職員で、まだ来れていない職員がいるためです。
今日中には、2つのユニットの職員全員の検査ができる見込みです。
他のユニットは今のところ通常体制ですが、感染体制維持のために職員を応援に出す可能性があります。
陽性者がいるユニットに応援に行った職員は、感染の療養が終了するまで、自分のユニットに戻りませんので、幾つかのユニットが人員不足となり、入浴回数を減らすなど、介護の質が低下する恐れがあります。
ご家族様、ご了承願います。
感染発生のご報告でした。