うちのホームの紙の広報誌「さくらの里山科新聞」とのコラボ企画、レシピ紹介です。
今月のさくらの里山科新聞で写真をご紹介するお料理は、犠牲豆腐です。
そのレシピをアップします。
擬製豆腐 レシピ
〈材料 4人分〉
・木綿豆腐 200g
・鶏ひき肉 40g
・鶏卵 2個
・小松菜 1/5袋(50g)
・人参 1/3本(40g)
・玉ねぎ 1/3個(80g)
・薄口醤油 大さじ1
・みりん 大さじ1
・砂糖 小さじ1、銀あん
・だし汁 200ml
・みりん 小さじ1
・薄口醤油 小さじ2
<作り方>
1、 木綿豆腐の汁気を切りほぐしておく。
2、 野菜はみじん切りにする。
3、 鶏ひき肉はフライパンで炒り、そこに野菜も加える。砂糖、みりん、薄口醤油を入れしんなりするまで炒める。
4、 ボウルに卵を割り溶いておく。
5、 4に炒った肉と野菜、汁気を切った豆腐を加え混ぜ合わせる。
6、 耐熱容器にクッキングシートを敷き、5を流し入れ平らにする。
7、 オーブンで蒸し焼きにする。
8、 鍋にだし汁、だしの素、薄口醬油、みりんを入れ火にかけ水溶き片栗粉で軽くとろみをつける。
9、 擬製豆腐を食べやすい大きさに切り、上から銀あんをかけて完成。
<木綿豆腐の栄養>
木綿豆腐は、にがりなどの凝固剤を加え凝固させ、木型の箱に布を敷いて流し込み、圧搾成型します。
そのため表面に布目が付くことから、「木綿豆腐」という名前がつけられました。
絹ごし豆腐との違いは、豆腐の固さです。
木綿豆腐は製造の過程で圧搾成型する際に水分が抜けだすため、固めのお豆腐となります。
それだけに食感が強く残るのが特徴です。
それに対し、絹ごし豆腐は圧搾をしないため、水分を多量に含み、
柔らかくきめの細かい豆腐に仕上がります。
そのために食べた時のふわっとした食感が印象的なお豆腐になります。
木綿豆腐は圧搾成型するため、絹ごし豆腐よりも脂質が高くなっています。
そのためカロリーも高くなっています。
しかしその脂質は植物性の不飽和脂肪酸がほとんどです。
すなわち、身体につきにくい脂肪です。
豆腐の原料である大豆に多く含まれるイソフラボンは、
強い抗酸化作用をもつポリフェノールの一種であり、
女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることから、
更年期障害や骨粗しょう症の予防に効果があるとされています。
そんな優れた食材である木綿豆腐を、
ご高齢者様が美味しく、たっぷり召し上がることができるのが擬製豆腐です。
また、豆腐そのものよりは固いですが、
それでも十分柔らかく、ご高齢者様にとって食べやすいお料理です。
卵やお肉、お野菜が入っていますので栄養満点です。
擬製豆腐は、ご高齢者様に最適なお料理だと言えます。