うちの自慢の献立シリーズの一つ、全国味巡り。
世界の料理シリーズと交代で、おおむめ隔月で実施しています。
今月の全国の味巡りは…
和歌山県の郷土料理でした。
まずは、「かきまでご飯」です。
「かきまぜ」の間違いじゃありませんよ。
「かきまで」で正しいんです。
まあ、かきまぜご飯がなまってかきまでご飯になったという説なんですけどね。
色々な具材を炊き込んだ、美味しいご飯です。
続きましては「すろっぽ」です。
「すろっぽ」とは、大根のニンジンの煮物です。
なんでも、千6本に切るので、「せんろっぽん」と呼ばれ、
それがなまって「すろっぽ」になったそうです。
う~ん、こういうネーミングが和歌山県の特徴なんでしょうか。
そして、太刀魚の梅肉焼きです。
和歌山県と言えば、紀州の梅。
梅干しの名産地です。
そして太刀魚も和歌山県の特産品。
特産品と名物の最強の組み合わせです。
そして僧兵汁です。
肉や野菜をたっぷり煮込んだ美味しい味噌汁です。
戦国の世、僧兵たちが作っていた汁物です。
和歌山県と言えば紀州に熊野。
根来寺の僧兵に、紀州雑賀党は本願寺と深い関係があり、熊野権現にも僧兵があり、高野山も遠くありません。
僧兵のメッカです。
その僧兵たちが作った汁物が僧兵汁です。
色々と言われがあるのが、郷土料理のいいところですよね。
ご入居者様も興味津々でした。
きっと、いい認知症予防脳トレになったと思います。