今日はきっと、
週刊女性のｗｅｂ記事でうちの施設長のことをお読みになって、
初めて本ブログを見て下さっている方がいらっしゃると思います。
そこで、せっかくですから、うちのホームの本
「看取り犬・文福 ～人の命に寄り添う奇跡のペット物語～」
をご紹介させて頂きます。
著者は、うちのホームの施設長の若山三千彦です。
今回の週刊女性の記事で取り上げられた人です。
出版社は宝島社。価格は１，３００円（税込み１，４３０円）です。
一緒に暮らすご入居者様がご逝去されるのを数日前に察知して、寄り添って看取る活動をする
看取り犬の文福。
文福が起こす数々の奇跡。
そして他のワンコ、ニャンコたち。
週刊女性にも登場する猫の祐介君を一緒に入居したＡ様の物語。
末期癌で、余命３ヶ月で、愛犬のチロと一緒に入居したＢ様の物語。
文福と同様に、ご入居者様に寄り添って看取る、癒し猫トラの物語。
愛犬のナナちゃんと一緒に、難病と闘って、必死にリハビリをしたＤ様の物語。
いずれも涙なしでは読めない物語ばかりです。
うちのホームで起きた実話ですが、
本はドキュメンタリータッチではなく、小説風に書かれていますので、とっても読みやすいです。
また、表紙と裏表紙の挿絵が素晴らしいんです。
映画化もされた名作漫画「星守る犬」の作者である、
漫画家の村上たかし先生が描いて下さったイラストなんです。
これだけでも、購入する価値があるかもしれません。
さらに、本の中にたくさん掲載されている、挿絵がとても素晴らしいんですよ。
週刊女性にも登場する、猫の祐介君の飼い主であるご入居者様Ａ様が描いたイラストなんです。
特別養護老人ホームのご入居者様が描いた絵が、
商業出版されている本（しかも宝島社の様な大手出版社）に掲載されるのは、前代未聞のことだと思います。
このイラストだけでも、この本の価値は非常に高いと思います。
「看取り犬・文福 ～人の命に寄り添う奇跡のペット物語～」 著者：若山三千彦、出版；宝島島社、定価：１，３００円
よろしければ、ぜひ読んでみて下さい。
ぜひとも、大勢の人に知って頂きたいと私達は思っています。