ホームの本「看取り犬・文福」 | さくらの里山科公式ブログ ご入居者様とワンちゃん、猫ちゃん

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この記事は、10月2日にアップしたものを移動しました。ご了承下さい。

 

 

なんか毎週末、同じような記事を書いていますが

 

今週は、週刊女性に、うちのホームの記事が掲載されたので、

 

初めてこのブログを見て下さる方も多いかと思います。

 

初めての方のために、文福の本をご紹介させて頂きます。

 

まずは、本の情報です。

 

 

タイトル  看取り犬・文福 ~人の命に寄り添う奇跡のペット物語~

 

出版社  宝島社

 

価格   1,300円+消費税(税込価格1,430円)

 

作者   若山三千彦(さくらの里山科の理事長・施設長です)

 

そして、この本の素晴らしい点の一つが、表紙・裏表紙の文福のイラストです。

 

 

このイラストは、映画化もされた名作漫画「星まもる犬」の作者である、漫画家の村上たかし先生が描いて下さいました。

 

このイラストだけでも、買う価値はありますよ、というのは、「星まもる犬」のファンの職員達談です。

 

そして、この本のイラストについては、もう一つ素晴らしいことがあります。

 

本の中に掲載されている多数の挿絵は、ご入居者様が描いたものなんです。

 

週間女性の記事の中でも、写真付きで紹介されいる、愛猫の祐介君と一緒に入居したA様です。

 

特養ホームのご入居者様が描いた絵が、大手出版社から出ている一般の本に掲載されることは非常に珍しいと思います。

 

A様の素晴らしい挿絵を見るだけでも、この本を買って頂く価値はあると思います。

 

本の内容は、文福を中心とする、さくらの里山科の犬達、猫達とご入居者様のエピソードを小説仕立てで書いたものです。

 

文福の奇跡的なエピソード3話、文福と職員が触れ合う小さなエピソード2話をはじめ、17のエピソードが掲載されています。

 

 

小説仕立てなので、ご入居者様の心情なども書かれており(実際の職員の体験に基づき、作者である施設長が想像で補ったものです)、とても読みやすく、感情移入できます。

 

末期がんのため余命3ヶ月で愛犬のチロと一緒に入居したご高齢者様の物語

 

進行性核上性麻痺という難病に対して、愛犬と一緒に懸命にリハビリしながら戦ったご高齢者様の物語

 

認知症で愛犬のことが分からなくなってしまったご高齢者様に、愛犬が懸命に寄り添い続け、ついには愛犬のことがわかるようになった奇跡の物語

 

愛猫と一緒に死のうと思い詰めていたご高齢者様が、ついに倒れてしまった後、近隣の人達の助けで愛猫と一緒にさくらの里山科に入居し、幸せに暮らしている物語

 

文福と同じように、ご入居者様がご逝去される前に寄り添って看取る、奇跡の看取り猫トラの物語。

 

実際にそれらを見聞きしたり、体験したりしている職員達も、読んだら涙してしまう本です。

 

ぜひ大勢の人に読んで頂きたいと思っています。

 

よろしくお願い致します。