うちのホームでは、毎年春に、創立を記念して、新しい桜の絵を飾っています。
しかし、今年は、コロナ過のため、準備が遅れていました。
今週、やっと新しい絵を飾ることができました。
これが創立８周年記念絵画です。
ただし、正確には絵画ではありません。
木目込みという伝統工芸で、木の板に糸や布をはめ込んでいくことで作る作品です。
この絵は、先日ご逝去された、チワワのチコちゃんの飼い主さん、Ｊ様の作品なんです。
ご逝去後、ご家族様がＪ様の作品を何点かご寄附して下さったんです。
その中に桜の絵があったので、創立８周年記念絵画に選ばせて頂いたんですよ。
※チワワのチコちゃんは先に亡くなっています。今頃、虹の橋でＪ様と再会していることでしょう。
ここからは、毎年恒例の、歴代の創立記念絵画のご紹介です。
これが、創立した年に飾った絵画です。
うちの絵画の中では最も高価でした。
最も人気がある絵画です。
これが創立１周年記念絵画です。
この年、富士山が世界遺産に認定されたので、富士山と桜の絵を選びました。
続いて創立２周年記念絵画です。
昨年の富士山と桜の絵がよかったので、
また山と桜の絵を選びました。
こちらが創立３周年記念絵画です。
正直言って、これは失敗でした。
ネットで探したので、これほど小さいとは思わなかったんです。
また、これほどパステル画風とも思わなかったんです。
まあ、でも、歴代が並ぶと、一つくらい、小さくて可愛らしい絵があるのもいいものです。
こちらは創立４周年記念絵画です。
前の年が小さかったので、正直言って大きさで選んだのですが、
なかなかいい感じと好評でした。
創立５周年記念絵画は、
少し雰囲気を変えて、印象派っぽい絵を選びました。
残念ながら、ご入居者様にはあまり好評ではありませんでした。
創立６周年は、有名な福島県の三春の滝桜の絵を選びました。
前年が不評だったので、絶対にご高齢者様に好評な、有名な桜を描いた物を選んだんです。
創立７周年は、これまでとがらりと雰囲気を変えて、
西洋風の桜の絵を選びました。
これは、まあ、予想通り不評でした。
それはわかっていて、時には雰囲気を変えたかったんです。
こうして９枚の桜の絵が１階の廊下に並んでいます。
来年は１０枚目です。
いずれ１階の廊下が桜の絵で埋め尽くされる日がくるでしょう。
そして、この記事はもう少し続きます。
Ｊ様のご家族様は、桜の絵のほかに、さらに３点の作品もご寄附して下さったんです。
鶴の絵（木目込み）は、相談室に飾りました。
ヨーロッパの田園風景は、１階のホールに飾りました。
こちらもヨーロッパの風景でしょうか？
これも１階のホールに飾りました。
こうして、ご入居者様の作品がホームの中に飾られるのは、とっても嬉しい事です。
ホームの年輪が刻まれていくような気がします。
Ｊ様のご家族様、ありがとうございました。