この連休中は、秋分の日に十五夜と、日本の伝統行事が続いたので、もちろん特別献立も続きました。
季節感と日本の伝統をお食事から感じられることを大切にする私達のホームでは、
もちろん秋分の日も十五夜も特別献立に決まっていますからね。
ではまず、秋分の日ご膳からご紹介していきます。
秋分の日はお彼岸でもありますから、
秋分の日ご膳は精進料理をベースにしています。
精進料理って、秋らしい外見、色合いの物が多いので、秋分の日にはぴったりです。
そして、この秋分の日ご膳の主役といえば…
この、むかごご飯です。
皆さんは「むかご」ってご存知ですか?
山芋の実なんですよ(正確には芽だそうですが)
ほくほくとして、とっても美味しいんですよ~
この季節にしか手に入らない貴重な物なんですよ。
スタッフの中には、うちのホームにつとめて初めてムカゴを知ったという者も多かったです。
ちなみに、もう一つの秋の珍味、トンブリも、ホームで初めて知ったっていうスタッフが多かったです。
アンコウ、鮎、カサゴなんかも、名前は知っていたけど、食べるのが初めてというスタッフがいましたね。
うちのホームの食のヴァラエティの豊かさを物語るエピソードですよね。
主役はむかごご飯ですが、主菜も負けてはいません。
精進料理の主菜ですから、もちろん精進揚げです。
ご入居者様には人気のお料理ですね。
そして精進料理の代表、ごま豆腐です。
こちらもご高齢の方には人気ですよね。
茄子の生姜和えは、ご高齢の方にとっては、食べなれた、ほっとする味です。
汁物は、湯葉と水菜の清汁(すましじる)でした。
地味に美味しい汁物です。
特別なご馳走ではないのですが、ご入居者様には大好評の秋分の日ご膳でした。