ペットの詩 虹の橋第3部 雨降り地区 | さくらの里山科公式ブログ ご入居者様とワンちゃん、猫ちゃん

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ペットが活躍する本や映画をご紹介する記事シリーズ

 

今日は前回(2週間前)ご紹介した、「虹の橋」の橋の第3部「雨降り地区」です。

 

第3部と言われていますが、正確には、「虹の橋」の詩とは別のものです。

 

「虹の橋」は、ネイティブアメリカンの言い伝えをもとにアメリカで生まれたものです。

 

しかしこの第3部「雨降り地区」は、日本で作られたものです。

 

芝山弓子さんという方の創作です。

 

ですから「虹の橋」とは全く別の物ですが、虹の橋を読んだら、絶対にこちらの雨降り地区も読むべきです。

 

私達日本人にとっては、この雨降り地区を、虹の橋の第3部とするのが、確かにいいと思います。

 

それでは掲載します。

 

虹の橋第三部「雨降り地区」

こんな風に、幸せと愛の奇跡に満ちている、『虹の橋』の入口に、
『雨降り地区』と呼ばれる場所があります。
そこではいつもシトシト冷たい雨が降り、動物たちは寒さに震え、
悲しみに打ちひしがれています。
そう、ここに降る雨は、残してきてしまった誰かさん、
特別な誰かさんの流す涙なのです。
 
たいていの子は半年もしないうちに、暖かい日差しの中に駆け出して
仲間と戯れ、遊び、楽しく暮らすことができます。
ほんの少しの寂しさと、物足りなさを感じながらも・・・
 
でも、1年たっても2年たっても、ずっと『雨降り地区』から
出て行かない子たちもいるのです。
 
地上に残してきてしまった、特別な誰かさんがずっと悲しんでいるので、
とてもじゃないけれど、みんなと楽しく遊ぶ気になれないのです。
地上に残してきた誰かさんと同じつらい思いをして、
同じ悲しみにこごえているのです。
 
死は全てを奪い去ってしまうものではありません。
同じ時を過ごし、同じ楽しみを分かち合い、愛し合った記憶は、
あなたの心から、永遠に消え去ることはないのです。
地上にいる特別な誰かさんたちの、幸せと愛に満ちた想い出こそが、
『虹の橋』を創りあげているのです。
 
ですからどうか、別れの悲しみにだけ囚われないでください。
彼らはあなたを幸せにするために、神様からつかわされたのです。
そして、何よりも大事な事を、伝えにやって来たのです。
 
命と儚さと愛しさを。
つかの間の温もりに感じる、慈悲の心の尊さを。
 
その短い生涯の全てを以って、教えてくれるのです。
癒えることのない悲しみだけを、残しにくるのではありません。
 
思い出して下さい。
動物たちが残して行ってくれた、
形にも、言葉にもできない、様々な宝物を。
 
それでも悲しくなったら、目を閉じてみて下さい。
『虹の橋』にいる、彼らの姿が見えるはずです。
 
信じる心のその中に、必ずその場所はあるのですから・・・

 

この詩は次のサイトから転載させて頂きました。

 

https://pet-triangle.jp/rainbowbridge-3.html

 

ペットトライアングルさんという会社のサイトです。

 

勝手な転載お許し下さい。

 

この詩を読んで頂いた方へは、何もご説明不要だと思いますが…

 

心に残るいい詩でしょう。

 

 

トラ、チコ。私達ももう涙は流さないからね。

 

トラやチコが、虹の橋であたたかな日差しのもとで、楽しく駆け回れるよう、私達も笑顔で過ごすからね。

 

ワンズ、ニャンズを笑顔にするからね。

 

ご入居者様を笑顔にするからね。