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Color Healing Counselor…桜…です♪



以前 映画館で観た「八日目の蝉」


いつもなら映画館で観た映画がTVで放映されても

観ないことが多いのですが…

今回はもう一度 観たいなと思い録画して観ました。

八日目の蝉 通常版 [DVD]/井上真央,永作博美,小池栄子

映画館で観たのは去年のGW。

もう一年以上前に観たんですね~

前回 観た時の感想

初めて観た時も感動して涙涙だったのですが…

2回めの今回も涙涙でした(笑)

ただ感じたことがちょっと違っていました。

後半部分の井上真央と小池栄子が

(役名がわからずすみません^^;)

井上真央が小さい時に暮していた島を旅します。

始めは気が向かなかった井上真央も

だんだんと小さい時のことを思い出していきます。

それはまさに…

インナーチャイルドを癒す旅。

井上真央は小さい時から本当の母親に

「お前を誘拐した女のせいでめちゃくちゃになった」

「あの女さえいなければ…」と何度も聞かされたか

直接 言葉にしていわれなくても

そういう空気の中で育ってきたのでしょう。

だから本当は大好きだった誘拐した母(永作博美)のことを

「あの人は悪い女」と自分に言い聞かせてきたのでしょう。

誘拐犯の母と過ごした幸せな思い出は

自分の中でずっと封印されていた記憶。

「大好きな母」は「悪い女」

「幸せな日々」は「悪夢の日々」

そんな風に正反対の記憶にすり替えられた。

またはすり替えなければ生きてこれなかった。

小さい時には自分の世話をしてくれる母親は絶対の存在。

(映画の中では正確には世話はしてもらってなかったようだが)

母親の気持ちに添わなければ生きていけなかったのだ。

でも実は自分を誘拐した女と過ごした日々は

何物にも代えがたい大切な日々だった。

自分の中に命が宿り

母親になるということと向き合った時

幼い頃の記憶を辿ることによって

歪んで書き換えざるを得なかった記憶が

真実の記憶に書き換わった瞬間

主人公の井上真央は怖がっていた母親になることを受け入れ

そして誘拐犯の母が自分にしてくれたように

自分の子供にも「綺麗なものを沢山みせてあげたい」と

あんなにも母親になれるかどうか不安に思っていたのに

最後には「私 こんなにもこの子が好き」と

急に光が射したように表情が晴れ…

それがラストシーンになっています。

TVでは大分 いろんな部分がはしょられているので

やはりDVDで観られるのがお勧めだと思います。


私たちも「インナーチャイルドを癒すこと」によって

生き方が変わってきます。

私もそうでした。

小さい時の自分が小さいなりの考えで感じ

思い込んでしまっている数々のこと。

その事実や親の真意はわからぬまま

ただただ愛されてなかったと思い込んでいる自分。

それは自分の勝手な思い込みだった。

そしてその時の思い込みが思い癖となって

今も自分を苦しめている。

そういう方が世の中にはたくさんいます。

親が悪いわけでもなく

子供が悪いわけでもない。

その時はそのようにしなければ

生きてこれなかったのだから。

必死で生きていくために作り出した枠組みだから。

でも 大人になった今なら

その思い癖や枠組みを外すことができます。

それは「親を許す」ことにも繋がり

「自分を愛する」ことにも繋がります。

頑張って育ててくれた親に感謝して

今まで頑張ってきた小さな子供の自分を癒す。

インナーチャイルドを癒せるのは自分だけです。

インナーチャイルドの言葉に耳を傾けてみてくださいね^^

だいぶ映画の話しからはずれてしまいましたが^^;

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。