前回の「野ブタ。をプロデュース」の記事の補足です。
「行動」と「感情」のズレのわかりやすい例として…
「怒ってる?」
「怒ってないけど!」(怒)
…なんてよくあるやりとりですよね。
そんな時の心の中は…
「いちいち言わなくてもわかってよ」とか
「こんなことで怒るような人に思われたくない」とか
「どうせ私の気持ちなんかわかってもらえない」とか
いろんなパターンがあると思うのですが…
どれも「自分の感情」はなんとなく感じていても
うまく表現できない為に相手に伝わらず
ストレスが溜まってしまうパターンなんですね。
でも本当は「もっと私の事をわかって欲しい」という感情なんです。
「もっとわかって欲しい」という気持ちなのに
「怒ってないけど」と言っても
相手には何も伝わりませんよね。
「何も伝わらない」だけならまだしも
自分の怒りだけはしっかり伝わります。
(これをダブルメッセージと言って言葉より態度の方が相手に伝わりやすいのです)
なので…
相手は「怒ってない」って言ってるのに怒ってるじゃん!?とますます混乱さしてしまいます。
そして…
「何を怒ってるの?」と聞いてくれても
「別に…」「怒ってないって言ってるじゃん!」とますます険悪なムードになったりして…。
それではお互いすっきりせずストレスが溜まってしまい関係が悪くなってしまいますよね。
じゃあストレスが溜まらない為にはどうしたら良いのでしょう。
「自分をもっとわかってもらう」為に
自分の感情を伝えればいいのです。
「私はこういう時にこういう風に思う人間なんです」と相手に伝えるんです。
そうすれば自分のこともわかってもらえるし
相手にもストレスを感じさせることもありません。
ただし「怒り」の感情をストレートに伝えてしまっては元も子もないので…
少し柔らかい感じにして伝えてみるんです♪
例えば…
「嫌い」じゃなくて
「あまり好きじゃない」とか。
「まずい」じゃなくて
「好みじゃない」とか。
「苦手」じゃなくて
「得意じゃない」とか。
(これはアサーティブな言い方といいます)
初めはちょっと頭を使うかもしれませんが…
うまく伝えれるようになれば
二人の関係はかなり良好になると思います。
ただ本当の自分を伝えることが怖い…ということもありますよね。
(字数の関係で②に続く)