**フォロワー・アメンバー
ご希望の方は
テーマトップの
「1.フォロワー・アメンバーご希望の方へ」
をお読みください
**2話目です
スーパーへ寄って
夕飯と
ビールを購入
「ただいまー」
玄関を開けると
もあーーーーーっとこもった空気
すぐにエアコンをつけて
窓を開けた
汗をかいているついでに
部屋へ干してあったシーツや服を片付け、
バッグの中身を出した
「雅・・。
お土産
お前の好きな菓子」
『ありがと』
「シャワー浴びたら
一緒にビール飲もうな」
『うんっ!』
不思議なもので。
雅の墓は田舎にある
遺影だって位牌だって
本物は向こうだ
ここには棚の上の数枚の写真と
お前が使っていたビールグラス
食器棚におそろいのマグカップがあるだけ
なのに
魂はここにいるように思う
二人で住むために借りた
少し広いアパート・・・
そこからは
越してきちまって
「この部屋には
お前と住んだことはないのにな」
『ずーっとそばにいるよ
しょーちゃん大好き』
そんな声が勝手に聞こえてくる
最近特にそう思う
向こうでは聞こえないお前の声・・。
なぁ・・・。雅
お前ほんとにここにいるの
From・・・Sho
本日
2話上げました(短いやつ)
今宵も
お読みいただき
ありがとうございます