Perfect Night・・・112 | 櫻ふぶきのつぶやき

櫻ふぶきのつぶやき

ペースがばらばらのお話ブログです
嵐さんのLOVEを
お名前をお借りして書いています

BL要素を含んだ表現がございますので

そぐわない方は

お読みになりません様・・。

お願いいたします

宝石赤宝石赤宝石赤

結局・・・。

俺は・・・。

雅紀のユーワクに勝てるはずはなく

 

いい様に翻弄されて

・・・・・・。

 

だけどなんでこの人は

こんなにきれいなんだろう

 

目が覚めて

 

「基本日曜日だから・・・」

 

「そういう問題じゃねぇんだ」

 

「どういう問題?」

 

「出かける支度・・・」

 

「出来てる」

 

「確認・・・」

 

「出来てる・・・

ねぇ・・しょーちゃん?」

 

「んだよ?」

 

「オレよか緊張してる?」

 

「否定しねぇ・・」

 

全く俺のコイビトは

全然自覚なし

 

そもそもチーフ

そんで室長

そんで学会

 

研究者として上り詰めてく

この人を

俺は

本当に誇りに思う

 

「マジで尊敬する」

 

「それはね・・・」

って穏やかに微笑みながら

 

「信頼してくれる上司と会社と

信頼できる同僚と

優秀な部下

それで・・・何より

しょーちゃんっていう

コイビトのおかげ・・」

 

昨夜の熱い夜

「なんとなく蒸し暑いね・・・」

っていいながら

抱き合った

 

「思った以上に時間あるな・・・」

 

「でしょ?」

 

深くなっていくキスに俺は・・・。

 

「大丈夫か?」

 

「大丈夫も何も・・・

あのまま・・このまま

何もなかったら

きっとオレのホルモンは乱れに乱れて

発表失敗するんだから」

 

「・・・?は?・・・」

 

「だからいっぱい愛して」

 

宝石赤

目覚めて

もう一戦しちまって

 

「結局!

ギリギリじゃねぇか」

 

「お腹空いたねぇ・・・」

 

「飯は移動しながらだ」

 

シャワー浴びて

着替えて

 

雅紀を乗せて

伊野尾を迎えにいく

 

伊野尾も

 

「俺もさっき起きたばっかり」

 

「あれ?伊野尾、

髪切った?」

 

「室長、解ります?

昨日美容院行きました」

 

「うん、髪色も変えた?

カッコイイよ

似合う」

 

「室長もかっこイイっすよ?」

 

「そお?」

 

「ふふっ・・・室長

いいアプローチできそうですねぇ?」

 

・・・なんだそりゃ

 

「お前ら―

ファッションショーかよ?

研究発表じゃねぇの?」

 

途中コンビニへ寄って

朝昼兼用の食事を買う

 

そして二人は車の中で

遠足のようにはしゃぎながら

新横浜へ。

 

 

宝石赤

 

10月下旬
雅紀は大阪の学会へ出席すべく
新幹線のぞみに乗りこんだ
 
月曜朝から始まる学会へ
前泊で臨む
 
俺はそんな雅紀と伊野尾を
車で
無事に新横浜まで送り
ホームで見送った
 
帰宅予定は水曜午後
 
出掛ける前
雅紀は変なこと言ったんだよな
「楽しみに待っててね」
 
・・・・。そりゃ帰るのは楽しみだけどさ
伊野尾まで含み笑いして
 
伊野尾といえば
 
「櫻井~
俺ホテルの部屋
室長と一緒だからさ
悪い虫つかないように
見張っとくな」
 
「お前が一番危険なんじゃね?」
 
「かもなぁ
あはははは」
 
こんな冗談もいいあえるようになった
 
だけどマジで
「二人とも頑張ってこい!」
 
 
From・・・Sho
 
乙女のトキメキ  乙女のトキメキ  乙女のトキメキ
 
ふぶきです
 
 
ふふふ・・・
幸せいっぱいの二人
いかがでしょう?
 
お読みいただき
ありがとうございますニコニコ