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昨日の私の皮肉全開の記事から
改めてギフテッドを考える機会が得られました
ちなみに、皮肉や否定、命令も、言い方次第で角の立たない言葉にすり替えることができます
まさしくこれが「語彙力」
過去にはコンビニや施設のトイレに
「汚さないでください」
という張り紙がありました。
今は
「いつもキレイにご使用いただきありがとうございます」
に変わっています。
これだけで人に与える印象はガラリと変わります。
キレイに使わなければ
という思考に切り替わるんです。
人の印象操作、コミュニケーションは、このような物の言い方。
私は「言葉」を何より重要視する職業柄、常に相手に好印象を与える柔らかい物言いを選んでいるので、広告の仕事の営業実績も良いのです
腹の中はめっちゃどす黒いけど
昨日あの記事を書くまで、桜子がギフテッドであることをしばらく忘れていました
今はギフテッドの2Eの部分であるASD（自閉症）をしっかりと療育中だからです。
ギフテッドは大きく分類すると、英才型と2Eに分けられます。
英才型…全体的に高い能力を持つ。何をしても優れた結果を残せるのが特徴
2E…二重に特別という意味を持ち、ギフテッドと発達障害の両方を併せ持つ。
得意と苦手の差が大きい特徴がある
桜子の場合は、苦手な部分は対人とメンタルコントロール。
そのため、社会の中で自我を出しすぎず、うまくストレスを解消する訓練をしています。
私の経験上、ギフテッドで2Eではない子をほとんど見たことはありません。
というより、困っている保護者同士で話すから、結局我が子たちが2Eなんだけど
ギフテッドはHSPとも関連付けられています。
それほどギフっ子は繊細さんが多いです。
ところで、ギフテッドの定義はIQ130以上からですが、昨日の記事で示したカテゴライズのように、115～180まで区分けされています。（180って金田一少年くらいかな
）
一応前回の記事貼っときます。
世界的に95％の人はIQ70～130の間に収まると言われていますが、それ以外の5％に目を向けてみると。。。
例えば130～180（ほんとにいるのか知らんが
）との差は50もあります。
軽度知的障害と言われる70台～重度知的の20台までも50あります。
知的障害者には、それぞれの重さに合わせて適正な療育が子供の頃から行われます。
ではギフテッドは。。。
知的障害と同様、これだけの幅があるのに、ギフテッドには何も対策されていないのが今の日本です。
文科省はこの事実に目を向けているのでしょうか。
ギフテッドが不登校になるのは、単に「発達障害もあるから学校になじめていない」とは考えていませんか
以前、取材で養護高等学校の校長先生と話しました。
知的障害を持つ子たちに明るい未来が開けるよう、人生を捧げた尊い先生です
桜子の困難さを打ち明けると（取材と関係ない話をするのが私）
「うちの子たちは言語性が低いから言葉には言い換えられないけれど、人にはわからない苦しみを抱えて生きている。
人より思考の深いあなたのお子さんがどれだけ苦しいのか、マイノリティの立場がどれだけつらいのかは理解できる」
と言われました。
子供がカテゴライズされるのは、その子に合った教育を施す理由があるためではないでしょうか。
知的障害を持つ子が社会にはばたけるように個々のレベルに合った教育をされるのなら、ギフテッドもひとくくりにせず、その子に合った教育レベルで学習させてあげることは、そんなに難しい夢のような話なのかな
カテゴライズはともすれば偏見にもつながります。
大事なのは、
人それぞれ個性があって特性が違う
ということを周りが理解して、その子に合った対応をしてあげること。
桜子がギフテッドだろうがそうでなかろうが、今、私も含めてまわりの関係者たちがASD療育に方向性を定めて関わってくれているのが救いです
全国の苦しんでいるギフっ子にも、良い出会いと救いの道がありますように。。。
