昨日、私のブログを読んでいる友人からこんなことを言われました。
「EQって初めて知ったけど、もし大人でこれが苦手な人でも、訓練次第では今よりはよくなるってことでしょ
じゃあ、今困っていたら、ちゃんと知識をつけて努力して、周りの理解も得られれば変わるよね」
そうなんです。
IQが先天的なものに対して、EQは育てることができるので、何歳になっても諦めることもありません。
自分次第です。
ただし、あまりにも向かないことに努力して鬱になったら元も子もないので出来る範囲で
こちらにEQが高い人に当てはまる項目を8つ書きました。
友人はこれに対しても言いました。
「これって、社長とか上に立つ人が絶対持っていなければならないスキルだよね」
前回は書きませんでしたが、EQの高い人はリーダーシップを執れるという大きな特徴があります。
その場の空気を読みながら状況の変化に敏感に対応し、決断する。
失敗しても絶対に諦めない。それは部下たちへの責任も含まれるからです。
なので、EQが高くて損をすることはひとつもありません。
社会を円滑に渡る力が備わっているので、働き盛りの人の40~50代の男性が最も高いと言われる自死率も大きく下がります。
でも、大人になって努力するよりは、やはり幼少期からEQを高める方が、社会性が高い人間に育つ一番の近道。
どうすればよいかというと、簡単です。
子供の話に耳を傾けること。
それだけ。つまり共感力です。
子供だって言い分があります。
それを途中で話の腰を折ったり、原因を追究しようとすれば、結果的に嘘しかつきません。
桜子がそうでした。
私がどうしても感情的になってうまく聞き出せないので、学校の先生やカウンセラーがその役割をしてくれたおかげで、
「自分の言い分が理解してもらえる」
と少しずつ思えるようになってきました。
今は私も桜子にかなり耐性がついて(いいんだか悪いんだか)感情的にはならないので、母親の私を信頼していろいろなことを打ち明けてくれます。
そして、打ち明けたことで自分の様々な感情を消化して、前向きに捉えられるようになりました。
以前は違いました。
私が頭ごなしに叱ることで「自分はダメな人間なんだ。もういない方がいいんだ」という思考になりました。
つまり、親の対応ひとつで、子供はこんなに変わるのです。
私もペアトレやいろいろな専門家の助言でそれができるようになり、こんな困難児にも実践できるようになりました。
そう考えると、私も親としてだいぶ成長できたと自負しています
こんな子いらないと思っていた頃とは大違い
ということで、子供は叱られ続けると、叱られないようにしようとする思考のクセをつけてしまい、「叱られたくないから」と挑戦することをやめて安全な道を選ぶ大人になっていくそうです。
なので、たとえ癇癪でも、泣きわめいても、感情を吐き出すのを親が助けるというのがEQを高める結果につながるそうです。感情を素直に表現し、そのプロセスを自己理解していくことで、自分の感情に対処できるようになっていきます。
まさに桜子が今ここ。育て直し中
この積み重ねがEQを高めるトレーニングに繋がるのです。
もうひとつ、幼少期にできることを次回お伝えします。