桜子が、医大病院で大がかりな心理検査を行った結果を聞いてきました。
👆この一連の記事の結果です。
結論から言うと、予想以上のことはありませんでした。
悲しみ&落ち込みが攻撃性に変化している
不安が強い
物事を人の数倍敏感に感じ取る(感受性が強すぎる)
主治医から聞いて驚くことがひとつありました。
最近の研究結果では、記憶のない1歳前の赤ちゃん時代でも、なんらかのストレスが人格形成に影響を与えるそうです。
これは桜子の話とは直接関係のない話でしたが、
桜子は幼児期の不快感情の吐き出し方が上手に育たず、小学生以降の失敗体験を積み重ねすぎて、警戒心が強く、防衛的になっているとのことでした。
「失敗体験とは」
「1年生の時から同級生を支配できなくて、苛立ちを抑えきれなかったでしょう。
それが日々繰り返された結果、同級生とはうまくいかないと、今、とても自信を失っているのが失敗体験です」
そうなのか。。。
「なので、防衛反応が強く表れすぎていて、先に攻撃を仕掛けることで身を守ることをしています」
あー、いるわ。そういう人
私が関わりたくないタイプ
この部分をカウンセリングで変えていくそうです。
カウンセリングでは、とりあえず素直な感情を吐き出させて、心理士が全て受け止めてあげる。
そして自己肯定感が少しあがったところで、自分で不快感情を抱えられるように、うまく自己処理できるようにしていくとのこと。
長い年月がかかると言われた意味がようやく納得
続いて投薬治療の話に移りました。
コンサータ18mgでは全く効き目が感じられず、27mgでは廃人になってしまったことを伝えると、コンサータは辞めようと。
そして新しく出されたのがインチュニブです
衝動性を抑えるADHD系の治療薬は3種類あって、コンサータ、インチュニブ、ストラテラ。
「ストラテラはグラム数が細かく調整がつきやすいけど、効果の効き目が遅い。
インチュニブはコンサータのように調整がつきづらいけど、効果が早め。どちらがいい?」
と聞かれて、迷わずインチュニブを選びました。
だって、飲んでても効果が見られなければ、本人も周りも困るもの
ただし、これには難点がひとつ。
1mgずつから飲んでいき、徐々に増やしていかなければならないため、
1mgの間は効果がほとんどないこと
実際、すでにインチュニブを飲み始めていますが、本人は
「何にも変わらないよ~」と言います
しかも、グラム数を上げていっても、この薬自体も合うか合わないかわからない
試すしかないけど、毎日毎日、気を張って見守らなければならないので、私が疲れてしまいます
本人はもっと大変なんだろうけど
それでも、ここしばらくはイライラも落ち込みも少なく、比較的落ち着いて過ごせているのが唯一の救い
ちなみに、身長は今も月1cmペースで伸びていて、もはや私を抜きそうです
とりあえず思春期早発症が早く落ち着けばいいけど。小3で身体と心の問題を同時に抱えるのはキツイ。。。