桜子の学校での大問題行動を解決すべく、ギフテッド研究の先生のもとへ相談に訪れました。
先生に相談するのは2度目です。
👆これを書いたのが5月30日。
本当はこの記事の続きを書こうと思っていたんですが、このひと月の間に目まぐるしく次から次へといろんなことが度重なって書けていませんでした
また改めて詳しく書きますが、実はこの後、桜子は先生が主催するフリースクールに週1で通い始めたんです。
主に不登校のギフテッドが数人集まるフリースクールです。
このひと月で、その場所と異年齢の仲間たち数人は、桜子の心の拠り所となりました
「学校がつらくても、そこに行けば自分の居場所がある」と思えるくらい、意義のある場所になりました。
皆ギフテッドなので、遠慮がいりません
自分の特技や能力を謙遜なく話し合えるし、
悩みも苦しさも共有できます。
高校生のお兄さんたちは、桜子の多少のワガママにも目をつぶってくれます。
自分たちも同じように通ってきた道だからです。
自宅からかなり遠い場所にあるので、その日は仕事を半日で切り上げて送迎しているのですが、ギフっ子のお母さん方と待ち時間にをしたりして、思いや困りごとを共有し、私にとっても大変有難い居場所となりました
そのギフテッドの専門家の先生に、このひと月の桜子の様子を伺い、先日の問題行動について話しました。
まず、桜子の様子を見て思っていたことは衝動性が非常に強いタイプであること。
そして、感情の起伏が激しく、自我をコントロールできていないこと。
そこには6年生の女の子も来ているのですが「同級生と話してるみたい」と言っていたそうで、やはり精神年齢的には大人だと。
なので、ここの仲間とはうまくできても、学校で3年生の同学年とはうまくいかないだろうと見立てていたそうです。
そして、ここからが肝心の話。
私、以前から桜子に対して人格障害を疑っていました。
「境界性パーソナリティ障害」です。
桜子の子育てはあまりにも難しいです。
ブログだけでは伝わらないと思います。
これだけ私が桜子と向き合って、発達障害やギフテッドを勉強して、頭を使いながら桜子に合う育て方に力を注いでいるにもかかわらず、
成果が得られているようには全く感じません。
毎日神経をすり減らして付き合っています。
元々この子は、ギフテッドの特性だけでない、ASDでもない、何か別の問題点を持っている子だと考えていました。
しかも、育ちや環境ではない生まれ持ったものが。
なぜ、私がこの病気を知っているのかというと、里子で実際にそういう子を見てきたからです。
桜子のことをそう疑っていた理由は、後日書きます。
重い重い病気のため、疑いだけで書くわけにはいかず、桜子の名誉のために伏せ続けていました。
私の予想はおそらく当たっています。
先生からも
これまでたくさんのギフっ子を見てきたが、桜子ちゃんみたいなタイプは初めてだと言われました。
先生も「専門ではないが人格障害の疑いがおおいにある」と言うのです。
ギフテッド研究者は全国各地にいますが、その先生方と桜子の情報を共有して、対策をみんなで考えながら、今後長く成長を見守らなければならないと。
実際に、すでに情報を送っていろいろと考えてくれているそうです。
それほどあまりにも難しい特性を持っているから、お母さん一人で抱えるべき問題ではないと言われました。
私が思った通り、桜子は数万人に一人レベルの難しさを持った子でした。。。