桜子の通う小学校は国立大学附属小学校なので、

6年生になると、内部進学といえど当然中学受験があります。

(附属中学は地元で1、2番目に偏差値が高く、外部受験の猛者たちと競います。

もちろん内部生で落ちる子もいますゲロー

 

また、将来を見据えて中高一貫校を受験し直す家庭も一定数いるため、

小学校低学年から塾のはしごや塾の宿題など、

死に物狂いで勉強している子が多い印象です。

 

 

 

そんな中、桜子は学年でおそらく一番勉強していない子だと思われますニヤニヤ

1日5分、スマイルゼミのタブレットで、

4~5問のミッション(国・算・英)をやるだけです。

 

 

ピアノの練習もあるしね、

低学年のうちから勉強を詰め込むのは私の性に合いません。

 

 

 

 

では、学習を何もしていないかというと、そうでもありません。

「勉強」はしていないだけです。

 

 

 

桜子の知育で、私が一番大事にしてきたことは「読書」キラキラキラキラ

 

 

 

桜子はもともと図鑑が好きな子でしたが、

私は物語性のある絵本本に重点を置いています。

2歳頃からは自宅で毎日3冊、月100冊。(もちろん図書館ですよあせる

保育園でも同じ量を読ませていたらしいので、

月200冊本は読んでいた計算になります。

 

 

 

前回の記事の四谷大塚統一小学生テストで

国語の点数が良かったのは、

間違いなく日頃の読書の賜物だと思っていますグッ

 

 

 

ただし、一般的には良いとされる寝る前の読み聞かせは行っていません。

桜子は横になった瞬間、眠ってしまうというのび太並みの特技があるからアセアセ

そこで、私に代わって

桜子が声を出して私に読み聞かせすることが習慣化していました。

 

 

 

物語を知らない私に(ホントは知ってるけどニヤニヤ)、

桜子がわかりやすく大きな声で読んでくれるんです。

 

 

声を出して読むことで、ストーリーがより頭に入りやすいし、

絵を見ながら文字を読むことで、

頭の中でシーンを映像化して想像しやすくなるように訓練します。

 

 

 

さらに大事なのはこの後。

チュー「ママ、今のがどんな話だったのか、よくわかんなーい。桜子ちゃん、教えてハート

とおバカで甘え上手を演じ、

絵本のあらすじを自分の言葉で答えてもらい、

感想まで聞き出します。

 

 

端的に要約する力をつけさせるのと、

感情を言葉で表現する力を高めるためです。

 

 

ちなみに、私が幼い頃は、好きな本を擦り切れるまで繰り返し読みました。

しかし桜子は、一度読んだ本は二度と読みません。

高IQの特性なのか、カメラアイのせいなのか、桜子の好みかはわかりませんが、

一度頭に入った本はもう読む必要がないそうです。

おかげで毎回新しい絵本を探すのに骨が折れましたよ笑い泣き

 

 

最近はハリポタや子供六法がお気に入りです。

 

 

魚しっぽ魚からだ魚からだ魚からだ魚からだ魚からだ魚からだ魚からだ魚からだ魚からだ魚からだ魚あたま

 

 

そしてもうひとつ、私が大事にしている学習が「文章を書くこと」鉛筆

 

これは私の実体験に基づくものです。

 

 

超文系の私の職業はフリーの放送作家で、地元の放送局の番組やドラマを制作しています。

他にも、専門的な本を数十冊出版しています。

(専門分野は珍しすぎるので聞かないでください)真顔

 

 

 

ブログを最近まで書いたことがなかったのは、

プライベートでまで文章を書く作業をするのがイヤだったからです。

でも、桜子への不満の方が強くて、ハケ口にするためにブログを始めましたあせる

その割にゆるい文章だね、とは言わないでくださいませ滝汗

 

 

 

私の中では、

 

文章 = 語彙力 + 構成力。

 

と考えています。

 

 

 

ストーリーの筋道を立てられなければ、いくら文章自体が良くても

全体がぼやけてしまいます。

そして、最後まで読んでもらえない可能性もあります。

 

 

しかし、はじめから終わりまで

気を抜かずに文章を組み立てることは、なんと難しいことか。

いくら頭の良い人でも、これは訓練しないとなかなかできません。

 

 

そして、文章が上手な人は、話上手でもあります。

書くのも話すのも、結局は構成力。

基本の起承転結に沿って、

要所要所で小さな山をつくり、

全体で大きな山をつくって流れさえつければ、

だいたい悪いものにはなりません。

 

 

 

 

私は本業の他に、専門分野の講演活動もしていますが、

2時間話すというのは、じつに大変な作業です。

おもしろくないと聴衆者は途中で帰りたくなったり、眠たくなったり。

それを防ぐためには、いかに聞き手の興味を引き出すか。

興味を持たせる話の内容の他に、全体の構成力が必要不可欠です。

 

 

その点、話の構成を考え抜き、所々にジョークを交えて笑わせる私の講演は、

毎回大変な人気を博し(アンケートの結果)

いろいろなところから引く手あまたです←出たっ、自画自賛滝汗ニヤニヤ

 

 

 

 

まぁ、私の話はおいといて真顔

桜子には今後ディスカッションや作文を得意とさせるためにも、

この文章力を育てようということで、毎日日記キラキラキラキラを書かせています鉛筆

 

 

 

なぜ日記かというと、

文章って勉強の一環としてとらえさせると、たちまち嫌いになるから。

 

 

 

ただでさえ文章を考えるのってめんどくさいしね。

本人が良かれと思って書いた文章を、親や先生に否定されて、直されて、

自分の思ったものと全然違うものに出来上がる。

それでも文章を書くのが好きっていう子供は、まずいません真顔

 

 

その点日記なら、その日あったこと、感じたことを書けばいいから、

悩むほど頭を使わないし、

私もここをこのように直しなさいとは言わないし、

(はじめ、なか、おわりみたいな簡単な構成は教えているので、それに沿って書かせています)

何を書こうかという発想の訓練にもなる。

 

 

休みの日、一日中家にいた時などは特に、

何も変化がなかった中で感じた些細な心の動きを思い起こさせるのに

日記は打ってつけですグッ

 

 

最初は200文字くらいから開始して、

1年くらい書き続けた結果、今では1000文字程度は書けるようになってきました。

 

 

特に、お友達に他害をして、私の逆鱗に触れた後の反省文は、長い長い笑い泣きアセアセ

 

 

その反省文も、何が起こって、自分はどう思って叩いてしまったけど、

今考えるとこうすればよかった、のような内容で、

口頭で反省するよりも、文章はより冷静になれます。

 

本人にやってしまったことを順序立てて振り返りをさせるためにも、

文章を書くことはとても大事な作業になっていますチョキ

 

 

主張したい内容を頭の中でうまくまとめて、

伝わりやすい適切な言葉で表現する。

これは、人と会話する時、面接の時、小論文を書く時、メールを送る時、

人生においていろんなシーンで必ず必要になるものです。

 

 

 

これを幼いうちから訓練しておけば、算数や理科などは、

勉強さえすればあとからついてくると思っています。

国語力を育てることは、全ての教科の文章題を読み解く力にもつながるし、

個人的には良いことづくめだと考えています。

 

 

 

 

うちの場合は日記ですが、

子供からの一方通行よりも、本当は交換日記の方が断然オススメです。

書き方のお手本を親が実践的に教えられるうえ、

ママとのコミュニケーションドキドキにもなるので。

 

 

 

 

そんなにオススメなら、なぜ私がなぜやらないかというと、

単にめんどくさいから滝汗

そんなものまで書いてられるかっチーン