新国立劇場バレエ団の2023‐2024、年またぎの大興行「くるみ割り人形」の主要キャストが発表でした。シンプルというか複雑というか、大胆抜擢配役はあんまりなかったかも。

 

 

ねずみの王様は新規参入なし、木下嘉人さんと小柴富久修さんが7回ずつ、ちょっと大変そう。渡邊拓朗さんは兄弟対決ふたたびで渡邊キャストの3回のみ。ドロッセルマイヤーも前回と同じ。ルイーズはデビューがあるかと思いましたがそれもなかったでした。

 

花のワルツはふた組、中島春菜・吉田朱里・渡邊拓朗・仲村啓の平均身長凄く高いチームと、飯野萌子・直塚美穂・原健太・森本亮介、直塚さんと森本さんはロールデビューの巧そう~なチーム。スペインもふた組だけで、原田舞子・朝枝尚子・中島瑞生、花形悠月・山本涼杏・仲村啓。花形山本、おふたりはドン・キホーテのお友達コンビですよねー、また見られるの楽しみ。

 

仲村啓さんはスペインも花ワルもロールデビュー、どの公演も必ずどちらかに出ていて、もう全日程出演確定です💦 飯野萌子さんも、花のワルツのほかにルイーズと雪の結晶で全日登場💦 というか、主役プリンシパル以外はみなさんフル出場なんですねきっと、「降り番」とかあまりいなさそうです。

 

直塚美穂さんはアラビアの踊りもロールデビュー、肉体美楽しみです🥰 雪の結晶の金城帆香・花形悠月組もふたりともデビュー。花形さんは、ドン・キホーテ名古屋公演の、酒場のシーンの酒もってこーい演技があまりにも凄くて今後も期待、こちらも楽しみです🥰

 

ロシアの踊りは上中佑樹さんがデビュー、福田圭吾さんが復活。以前インスタで、1985年生まれの同い年、と投稿されてた福田さんと木下さんですが、がっつり見せてくれるはずです。

 

 

 

新国ファンには評判イマイチなウェイン・イーグリング版「くるみ割り人形」なのですが、おふたりのインタビューはイーグリングさんの作風をよく分析していて、面白みを教えてくれてます。今シーズンの新しいプロフィール写真で並んで素敵です🥰

 

アレクセイ・バクランさんの指揮も、同時に発表されました。最初冨田実里さんのお名前しかなくて、冨田さんはおめでたと発表があったのでどうなるのかと。で、冨田さんは、ゆりたか組の3回を指揮、ドン・キホーテもゆりたか組を担当されましたよね、ナゾの固定化です、嬉しいですけども。

 

新年あけると隣の中劇場で歌舞伎公演があるんですよね。というか今見て知った、「勢獅子門出初台(きおいじしかどでのはつだい)」が打ち出しなんだ、初台!門出の初台っていいですね、国立劇場問題は許せないですが。あと、梅枝さんが葛の葉なのか、これはちょっと見たいかも…。