新国のシーズンがはじまる前に、来年の公演の話題が。

 

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国際バレエアカデミアはバレエ・リュスの作品の復刻に熱心で、次回公演がシェヘラザードと聞いて、渡邊峻郁さんの黄金の奴隷をいちど見てみたいものと思っていたのですが、キタ(笑) 木村優里さんが度々客演しているバレエ団ですので、そちらのご縁なのでしょうか。

 

「シェヘラザード」全幕は、1996年のマリインスキー・バレエ(当時はまだキーロフ・バレエでしたが)の日本公演で初めて見ました。当時ロシアに限らず、バレエ・リュスの公演の復元上演がさかんで、バレエ団としてもレパートリーに取り入れて間もなかったころだと思います。ルジマートフさまで見たのですわー🥰 超豪華な装置と衣装でホントに贅沢なひと幕でした。

 

この作品、リムスキー・コルサコフの音楽は、航海ものというか、海を描写したものなので、ハーレムのあれこれにはあまり合ってないなといつも思ってしまうのですが、なんといっても黄金の奴隷の野生の色気というか、美しき奴隷の魅力というか、はまるダンサーで見たらこれ以上はないという役どころですよね。ルジさまはその典型ですけど、峻郁さんも先日の「海賊」もとてもアヤしかったし、絶対似合うと思います。夢かしら🥰

 

木村優里さんのゾベイダも決定版になりそうです。あのお顔に絶対似合うし、「ゆりたか」で、大胆なやりとりを見せてくれるでしょう。企画した方ありがとうございます~ 新国男子もゲストで登場ということですし、期待のカタマリですもう。

 

渡邊峻郁さんはもうひとつ

 

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こちらはバレエコンサート。小野絢子さんと速水渉悟さんなどが先に発表されていたのですが、追加?で、池田理沙子さんと渡邊峻郁さんのお名前が。

 

新国に東京バレエ団、Kバレエのイケメンズ。パ・ド・ドゥとボレロを踊る二山治雄さんがメインなのかな?あと、もうひとつの主役がオーケストラという企画のようです。もしかするとステージにオケがのっている形の公演になるのでしょうか。

 

こちら気になるのが、アーティスティックディレクターが伊藤範子さん。つい先日も新国の「子どもと魔法」でさすがの手腕を見せてくれていましたが、このテの企画では以前に「バレエ・プリンセス」という公演があって、オムニバスの特別公演を巧みにさばいておられたのに感心したのでした。

 

峻郁さんについては、2019年の藤原歌劇団の「椿姫」の公演で、3幕の夜会シーンの闘牛士に出て踊ったのですが、そのときの振付が伊藤範子さんでした。谷桃子バレエ団の竹内菜那子さんと2人で豪奢な衣装にスピードテクニックで見ごたえ抜群だったのですよね。それで伊藤さんのお名前を覚えたのですが、その後も幅広く活躍していらっしゃるようで、この岸和田の公演もただのガラには終わらない気がします。

 

 

本拠地新国ももうすぐスタート、ドン・キホーテもうちょっと宣伝すればいいのになのですが、ゆりたかのこの動画、短いですけどお芝居もイキぴったり、バカップルな雰囲気もたっぷりで、新国のインスタ担当者さま、見せてくださってありがとうでした♪ 舞台楽しみ。