八幡の 森の木下で 子どもらと 遊ぶ夕日の
暮れ間惜しかな
良寛
(はちまんの もりのこしたで こどもらと あそぶ
ゆうひの くれまおしかな)
意味・・この八幡宮の境内に茂る森の木の下で子供達と
遊んでいたが、いつか夕暮れとなった。あと遊
ぶ時間は少ない。その短い日暮れの間が、本当
に惜しいことだ。
通りゃんせ 通りゃんせ ここはどこの細道じゃ
ごようのないもの 通りやせん・・・
かごめかごめ・・・うしろの正面だあーれ
あんたがたどこさ ひごさ ひご どこさ
くまもとさ・・・
てんてんてんまりてんてまり・・・
無邪気に子供らと遊んでいる姿が見えます。
作者・・良寛=りょうかん。1758~1831。
出典・・谷川敏郎著「良寛全歌集・111」。