スミソニアン博物館で
ダイオウイカを見た。
自分よりはるかに大きなイカの標本。
吸盤までちゃんとデカイ。
日本を離れて1年の私、思わず
「おいしそう...」とつばを飲む。
それを聞いたアメリカ人の友だちの
驚いた顔に気づいた。
「これを見ておいしいと思うの?
信じられない」
確かにアメリカではあまり
イカやタコの料理を見なかった。
どうやら見た目の悪さから
敬遠されていたらしい。
同じアメリカ大陸でも
ここコスタリカでは
お皿のうえに堂々と登場。
日本より主張が激しい感じもする。
Pulpo a la plancha タコのグリル...
まあ、確かにそうだ。
その立派な脚をかみしめてみて
やっぱり思う。
人も食べ物も見た目じゃないって。