▼前回の記事の続きです


 

 

 

早産の兆候:出血、お腹の張り、子宮頚管長の短縮

今振り返ればですが、

早産の兆候として

出血、お腹の張り、子宮頚管長の短縮

があったのかなと思います。

子宮頚管長:赤ちゃんがいる子宮の下側と膣の間の部分で、出産までは開く事はなく、ばい菌の侵入を防いでいます

 

ざっくりですが、子宮頚管が長く、しっかり閉じていれば赤ちゃんまだおりてきてないから、早産の心配はないよ!という指標で、計測されます。

 


一般的に4cmが平均と言われ、妊娠が近づくと短くなっていきます。

切迫早産の診断で入院になる値は病院によると思いますが、

私の病院は基本「30週までに3cm以下だど自宅安静、2.5cm以下だと入院」でした。

(子宮口のゆるさ、子宮収縮・痛みの頻度により変わりますが…。あと医師の方針はすごく影響あると思います)

 


頚管長が短くなり、お腹の痛みも増える度「こんなに立ち仕事して大丈夫ですか?!」と思いつつも、診察の度「子宮口は閉じている、早産はしない!」と言われ、主治医を信頼していたのもあるし、「自分が痛みに弱いだけかも…周りにも大袈裟と思われているかも…」となんとなく診察を躊躇するようになり、いつも通り働いていました。

…破水した時一番にでた言葉は「産まれるじゃん!!嘘つきー!!!」でした。笑

 


お腹の張りとか痛みって一人目だと特に比べられないし、こんなものかなと言い聞かせたりもあると思うんですが、、

自分の身体の事=赤ちゃんの事を一番分かるのは自分なので、不安だったり分からなかったら何度でも診察を受け、

少しでも不安があれば仕事も家事も休むべきだと思います。

赤ちゃんを守れるのはお母さんだけです!!

 

 一番辛かった事

妊娠中辛かったのは間違いなく、立ち仕事です!

忙しいので仕方ないのですが、妊娠してからも14時まで昼食とれなかったり、17時にやっと休憩をとりそのまま残業、お腹が大きくなってからもストレッチャー移送、忙しい医師への診察割り振り、、お腹が張る・出血していると言っているのに休ませてもらえない、、もうあげればきりがないほど不満はありますが!!!

 

妊娠中の仕事において私が一番辛かったのは

「妊娠してなかったらもっとちゃんと働けるのに。」

と思ってしまう瞬間がある事でした。

 

自分が今まで当たり前にできていた事が、妊娠による変化で、できなくなる事にもどかしさを感じていました。

帰り道いつも、妊娠は喜ばしい事なのに、何でこんな気持ちになりながら働いているんだろう、ごめんねと思っていました。。

 今お仕事を頑張っている妊婦さんへ!!

 私は妊娠して、家事仕事をいかに頑張れるか、母親の器量を試されている気がしていました。


有休がないからとか職場の人からの信頼を気にして…あと何より今までちゃんと向き合ってきた仕事へのプライドがあり、休んだり・しんどいので助けて欲しいと言えませんでした。

 


でも、早産して思います。


 

ホルモンのせい(本当にホルモンのせい)で不安定な情緒の中、自分の体調管理をしながら子どもをお腹の中で育て守る事ほど、大変で大事な仕事はないと。

自分のお腹の中でするべき成長をした子どもを正期産で産める事は奇跡で、それ以上に自分の財産になる事はないと。

 


長い人生の中の妊娠期間中くらい(+産後も)甘えても良い…というか、甘えるべきであり、甘えされてもらえる環境を与えてもらえるべきなんです!!妊娠中に限らず、お互い様で甘えて、甘えられる人になれたらいいですよね…


どうか頑張り過ぎず、出産後も働きたいと思えるような働き方をして下さい。


そしてパートナーさん、妊娠中の支えはなんといってもあなたです。「体調大丈夫?」「~してくれてありがとう」「赤ちゃん可愛いね」…この当たり前の一言でいいので、寄り添ってあげて下さい。

妊娠中早めにした方が良いと思った事

★入院の準備は早めに!

(産休に入ってから準備しよう~と思っていた私は何も用意していなくて、結果産後は母が買ってくれたブリブリハート柄のパジャマで過ごしました笑)

★切迫早産や緊急帝王切開に備え保険に入る!

(保険に入っていて良かったと思いました。精神的に辛い時にお金もかかると余計ダメージ強い気がします…) 

 

 

 

今までも、これからもしつこく書いてしまうと思いますが…

好きな人との子どもを授かれ、正期産で母子共に無事に出産できる事は奇跡だと思います。


ダラダラ書いてしましましたが、出血・お腹の張り・痛み…何か違和感があれば無理せず体を休め、病院を受診して下さい。

 

 

 

皆様の妊娠生活が、幸せな期間でありますように。

私の体験が誰かの役に立てば嬉しいです。