今日も寒くて
エアコンを止められず、
電気代が1万円を超えそうな
今日この頃(o´Д`)=з
給付金、私も欲しい·····



ハチワレ猫ちーにゃんの
記事にも登場したが、
今から10年以上前、
我が家に通ってくる
茶トラのオス、茶々がいた。
 


茶々は何歳なのか、
いつからこの辺りにいるのか、
全く不明だった。


桜猫ではないが、
去勢はされていたので、
おそらく元飼い猫。
お世辞にも
顔が可愛い訳ではなかったが、
抜群に人馴れしていて、
数箇所の餌やりさんたちに
愛でられていた。
母も、そのうちの1人だった。


茶々を残して
ちーにゃんが旅立ち、
母も旅立った。
母の跡を継いで、
私が茶々にご飯をあげた。


しかし、茶々が拠点に
しているのは我が家ではなく、
近所のOさん宅だった。
Oさん宅は餌場ではなかったが、
Oさん宅のご主人が
エラく茶々を気に入っており、
年中家に招き入れていた。
寝起きを共にするほどだった。
ほぼ飼ってるといっても
過言ではなかった。


寒さや暑さが厳しい時、
茶々の身を案じたが、
大抵Oさん宅にいた。
ちなみに茶々はOさん宅で
"社長“と呼ばれていた。
ご主人は、自分の猫のごとく
茶々を扱っていたが、
奥さんは動物嫌いで、
茶々を疎ましそうにしていた。
ことあるごとに、
『社長の飼い主はさくらママさん』
等と言ってきた。
社長なんぞ知らん。茶々しか知らんわ。
てゆーか、あんたの旦那、飼ってるじゃん。
言われる度に、心の中で思った。


昔からこの地に住んでる
おばあちゃんに聞いたところ、
茶々は昔、
我が家に住んでいた家族に
飼われていたらしいが、
引越しの際に
置いて行かれたようだ。


しかし、ご近所では、
"茶々はOさん宅の飼い猫“
という認識だった。
茶々が喧嘩してると、
すごい剣幕で
Oさん宅のご主人が
飛び出して来て、相手の猫を
追い払っている姿が
常時目撃されていたのだから、
さもありなんである。


茶々はOさん宅を含む
3箇所の餌場を
縄張りにしていて、
第1の拠点はOさん宅、
第2の拠点が我が家、
第3の拠点がlさんという
お宅だった。
Iさんの所では、
“黄色ちゃん"と呼ばれていたꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)


母がちょくちょく
我が家にも茶々を
招き入れていた為、
私も、たま〜に
茶々を家に入れた。
てゆーか、
外出して帰ってくると、
どこからともなく
茶々が現れ、すぃーっと
家に入ってくるのだ。


茶々はOさん宅で相当
贅沢をさせてもらっているようで、
ご飯をあげても、
匂いだけ嗅いで食べないことが
たびたびあった。
それでも、我が家を訪れて
寛いだら満足して出ていく。


もし、茶々が昔、
我が家で飼われていたのなら、
何かしら
執着があったのかもしれない。



ある夏の日、
茶々がフラフラと
我が家にやってきた。
とても具合が悪そうだ。
家に招き入れると、
風呂場に行って、
ぱたりと横になった。
お水も飲まないし、
ご飯も食べない。


明らかに様子のおかしい茶々を
病院に連れていくことにした。
一応、Oさん宅に報告すると、
奥さんが対応に出てきて、

『勝手にして。家の猫じゃないから。
病院代も払うつもりないので』

と、けんもほろろだった。
ご主人がいたら、
また違っていたかもしれないが、
なんだか腹が立って、

『分かりました。病院に連れて行きます』

と言って、
玄関ドアを思いっきり閉めてやった(‪‪💢 ̄▽ ̄)


病院で検査してもらった結果は、
老衰。腎機能の低下。脱水症状。
推定年齢18歳。もう長くないと
言われてしまった。
私は、茶々を看取る覚悟をした。


帰宅してしばらくすると、
Oさん宅のご主人が
訪ねてきた。
茶々のことを聞かれたので、
病院での結果を伝えた。
ご主人は涙ぐんで、
自分の家で
看病させて欲しいと言い出した。
まぁ、断る理由もない。
病院で貰った薬を渡し、
お願いしますと、茶々を託した。
1番可愛がってくれた人に
看取ってもらうのが、茶々も幸せだろう。


ところが、だ。
翌日の昼、Oさん宅の
奥さんがやってきて、
茶々が出たがったので
外に出したという。
で、万が一Oさん宅で
茶々が息を引き取ったら、
可燃ごみに出すと言ったのだ!!(💢'ω')

『ご主人はご承知ですか?』

怒りを押し殺してそう問うと、
ご主人には、さくらママさんが
埋葬の手続きをするから、
と言うつもりらしい。

『所詮、野良猫だし』

その言葉に、私はブチ切れた。

『茶々は私が埋葬します。猫はゴミじゃない!
もし、お宅で亡くなったら知らせて下さい!』

そう言って、返事も聞かずに、
玄関ドアを閉めた。



その日の夜。
茶々は我が家にやってきた。
玄関を開けると、倒れ込んでくる。
バスタオルに茶々を包んで、
部屋に入れた。
座布団の上に寝かせる。
もう、虫の息だった。


うん。いいよ、茶々。
ここで逝っていいからね。
茶々が大好きだった、
ちーにゃんが迎えに来てくれる。
お母さんもいるからね。
安心していいよ。
よく頑張ったね、茶々。
もう、楽になっていいよ。



我が家に来てから約4時間後、
茶々は静かに息を引き取った。
涙が溢れてきた。
バスタオルに包んだまま、
茶々を仏間に連れていく。
ダンボールの中に
茶々をそっと寝かせ、
仏壇の前に、
そのダンボールを置いた。
仏壇には、母の写真と、
ちーにゃんの写真が並べてある。

『ちーにゃん。お母さん。茶々逝ったからね。
よろしくね』

お線香をあげて、ちーにゃんと
母に報告した。


さくらが2階で鳴いている。
私が戻って来ないので、
寂しいのだろう。

『茶々、ごめんね。さくら見てくるね』

2階に上がった。
さくらが大声で鳴きながら
まとわりついてくる。

『さーちゃん。茶々 死んじゃったよ。』

さくらの顔を見たら、
涙がブワーっと溢れてきた。
さくらを抱き締めて、
ひとしきり泣いた。
さくらは2階住みなので
茶々と面識はなかった。
でも何か察したのか、
大人しく抱かれてくれていた。



翌朝9時に葬儀屋に連絡を入れ、
Oさん宅に茶々の死を連絡した。
奥さんはともかく、ご主人は
お別れくらいしたいと思ったから。


ご主人は、凄い早さでやってきた。

『社長、起きろよ!』

と、男泣きだ。

Iさんも来てくれた。
そして、

『黄色ちゃんの埋葬費用は3等分しましょう』

と、提案してくれた。
合祀なので、料金は15000円だった。
私が負担すると言ったが、

『あら、それは駄目よ。黄色ちゃんは、
みんなの猫ちゃんだったんだから』

と言って、ねっ、と
Oさんの奥さんの顔を見た。
奥さんの顔は引きつっていたが、
ご主人が、

『そうして下さい』

と申し出てくれたので、
埋葬費用は3等分することになった。


葬儀屋が来る前に
Iさんがお花を買ってきてくれて、
茶々は、たくさんのお花に囲まれ、
嬉しそうに見えた。


Oさん宅の息子さんも
来てくれて、
ショックです、と言った。
ご主人の機嫌が悪くても、
茶々の登場で場が和んだり、
息子さんが受験で
行き詰まっている時、
茶々と遊ぶと気が晴れたそうだ。



誰の猫でもなかった茶々。
みんなの猫だった茶々。
享年 推定18歳。
なんだかんだ愛され猫だった。


図らずも私が看取ったが、
行き倒れにならなくて良かった。


猫の恩返し、まだ待ってるぞ〜
茶々、分かってるね?ヾ(*ΦωΦ)ノ



【今日のくるみちゃん】

ボール遊びは、くるみちゃんが
私をパシリに使うので、禁止した。
そしたら、またラップフィルムで
遊ぶようになった。
ONの時のくるみちゃんは激しい。





遊び疲れたくるみちゃん。
OFFの時のくるみちゃんは
精根尽き果てているꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)
あら?
くるみちゃん、目ヤニが。
拭いてあげねばアセアセ




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節約が上手くいきますよ〜⸜(*ˊᗜˋ*)⸝

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