このようなことを言うと誤解が生じやすいのですが、バスケットボールは習いごとではありません。
子どもたちはバスケットボールを習うとい受身ではなく、バスケットボールというスポーツを通して、自分自身で目標をもって努力していかなければなりません。
学年が進むにつれ試合に出ることが多くなると、スポーツとしての厳しさも味わうことになります。思うように自分の力が発揮できなくて、挫折感を味わうこともあります。そのような時であっても、それを乗り越えるためには練習で努力するしか方法はありません。
誰かに言われて何かをするということから脱却しなければ、決してバスケットボールを続けることはできません。バスケットボールというスポーツ自体が、自分で考え判断してプレーをしなければならないからです。しかもスポーツですので強い意思が求められます。
そして、バスケットボールはチームスポーツであるということも学びます。一人の優れたプレイヤーがいるから良い結果が出せるわけではありません。勝つことがすべてではないことも学びます。みんなの心が一つとなって大きな目標を達成することができれば、何事にも代えられない喜びを味わうことができます。
今年そのようなことが起きるかどうか、楽しみにしています。(小島)