相手チームのコーチも喜んでくれた | 桜町Wingsミニバスケットボールクラブ sakuramachi.wings@gmail.com

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桜町小学校のスポーツ教室として活動するミニバスケットボールクラブの紹介

待ちに待った東京都リーグ戦が始まりました。何と2年ぶりの公式戦です。
緊急事態宣言中はほとんど練習ができず、多くの不安を抱えながらの大会です。しかし、その不安も何のその、子どもたちはバスケットができるという歓びでいっぱいです。久しぶりに見る子どもたちの輝く姿です。
たくさんのシーンの中で、私が感動したのはある4年生のシュートです。もちろん彼にとっては初めての試合、人生最初のゴールです。私の古いミニバス仲間の紹介で入部してきました。普段あまり感情を表すことはないのですが、シュートを決めた瞬間、顔を真っ赤にしてガッツポーズを何回も何回も繰り返していました。

女子の試合でも忘れられないシーンがやって来ます。今年の女子は高学年がおらず、中学年も入ったばかりの部員が多く、半分は2年生という状況です。第4クォーターが始まるまで全く点が入りません。
しかし、子どもたちには悲壮感がありません。全力で走り回ってひたすらボールを追いかけます。そして、ついにその時はやって来ます。リバウンドボールをとってシュートしたボールがネットをくぐります。会場中が歓声で湧きました。何と相手チームのコーチも手を叩いて喜んでくれました。これがミニバスケットボールです。

「友情・ほほえみ・フェアプレー」というミニバスケットの精神は、新ルールでは消えてしまいました。しかし、その精神は脈々と続いています。


女子チームは正にゼロからの出発となりました。しかし、必ず素晴らしいチームになるに違いありません。
(自粛疲れが一変で吹き飛んだ小島)