こんにちは。さくらライフグループ

春日部さくら病院「あいわケアマネージャーセンター」ですニコニコ

 

あたたかく色彩豊かな良い季節になりました。

日中訪問先に向かう際にも、散歩や買い物など歩いている方の姿を多く見かけるようになりました。

ご高齢になると、気持ち的にも身体的にも辛く感じる事があり、外出を控えてしまう傾向があります。外出をしなくなると、人と会話をする機会も少なく、脳の活性方老人性うつなど発症する可能性も高まります。

また身体を動かさない状態が続くことで、身体機能の低下や知的機能の低下(認知症など)により寝たきりへと進んでしまう「廃用(はいよう)症候群」のリスクが高まると言われています。

 

外出を習慣化するポイントをいくつかまとめてみました花

 

①    外出する目的を作ろう

高齢になると理由がなく外出しようと思うと、外出するまでの動作が面倒に感じ、億劫になってしまいます。

・毎日だいたい決まった時間に同じルートを散歩する→顔見知りが出来、交流につながるかも。

・花や木、好きな景色を見に行く→昔好きだった趣味などにまた興味が出るかも。家族や知人との会話が増えるかも。

・好きな食品を買いに行く→お料理をしたくなるかも。食に興味が沸くかも。

 

②    目的の場所に行く動線や移動手段を確認し、安全に移動できるようにしよう

準備無く無理に始めようとすると、途中で疲れて動けなくなる事や、疲れや身体を痛めてしまうなどの可能性があります。事前に想像して準備していく必要があります。

・移動の手段の検討 (徒歩?シルバーカー?杖? 身体にあったものを選ぶ)

・休める場所の確認 (スーパーの休憩所、公園や道路のベンチの確認)

・持病や症状なので必要に応じて、医師やリハビリ専門職への相談(どのくらいの運動が大丈夫か?気を付ける事など確認)

・緊急時の連絡方法(携帯を持参する・住所や連絡先の書いたメモを持ち歩く等)

・目立つものを一種類身に着ける(車や自転車が見えやすい、困った時に助けてもらいやすい?)

 

③    一人での移動が難しい時は、外出の仕方を変えてみよう。

・デイサービスなどを利用し、外出の介助をお願いする。(デイサービスのレクリエーションの一環で各事業所色々な外出を企画されています)

・縁側や窓側に椅子を置き、日光浴から始める。庭に出る事が出来るようなら椅子を置き庭で過ごす時間を作る。

 

 

老若男女問わず外出には良い効果が沢山あると思います。ご自身なりの方法で、外に出る時間を楽しめれば良いかと思いますチューリップチューリップチューリップ