さくらライフグループ 春日部さくら病院「あいわケアマネージャーセンター」です
気温差が大きい日が続いて、気温が高いと汗ばむ日も出てきています暑くなってくると例年、熱中症と脱水症の予防についての報道も多く気にされている方も多いと思います
この時期の訪問では熱中症予防についての注意喚起を行いつつ、もう一つ大事にしている事があります。「足の状態の確認」です
ご高齢の方は水虫や爪白癬、魚の目、外反母趾など足のトラブルをお持ちの方が多いです。また足の浮腫や感覚障害などもあり、気づかずに放置し悪化される傾向にあります
汗をかく時期に、もともとあったトラブルが更に悪化したという話を良く聞きます
悪化を予防するために日頃からのケアが必要になります。下記にまとめてみました
フットケアの方法
1. 足と爪を観察する。
高齢で視力低下や足先まで手が届かない方は、ご家族や介護者の方に確認してもらいましょう。
・傷・水泡、潰瘍、かかとのひび割れ、かさつきがないか
・痛み、浮腫み、痒みはないか
・皮膚の色の変化はないか
・爪の形の色の変化
・巻き爪やはがれ、肥厚はないか
2. 足を洗い清潔に保つ
定期的に石鹸で指の間までしっかり洗い、乾燥させる
3. 爪を切る
爪は入浴後柔らかいうちに切りましょう。一度に切れない場合は何回かに分けて切る。厚く硬い爪で切ることが難しい場合は医療機関などに相談しましょう。
4.クリームや軟膏を塗布する
皮膚の水分や皮脂の補充のため最後にクリームを塗りましょう。医師からの薬がある場合は塗布しましょう。
ケアを行っていても改善しない場合や、異常がある場合は早めに医療機関を受診しましょう足や足の爪身体を支える大きな役割があります。異常があると歩くことも辛くなり、筋力低下や活動の機会も減ってしまいます
いつまでも自分の足で歩く為に、足のケアを継続していきましょう