こんにちは
春日部さくら病院 栄養科です
今日は減塩についてお話をします
日本人の成人1人あたりの平均塩分摂取量は
男性 11.1g 女性 9.4g
平均 10.2g
となっています。
食事摂取基準では目標量を8g未満
高血圧患者様の場合、日本血圧学会では目標量を6g未満と定めています
欧米化された食生活からの塩分摂取の増加や生活習慣病の発症リスクが高いのも原因です
減塩・高血圧を予防するには・・・
野菜や果物に含まれるK(カリウム)を摂取することです。
カリウムは体内の余分なナトリウムを排泄し、血圧を下げる働きがあります
減塩や野菜摂取方法の例としては
出汁をきかせた薄味の具だくさん野菜味噌汁にする
毎食100g以上は意識して野菜を摂取する
香辛料や香草類を上手に利用して料理をする
しょうゆは「かけるよりつける」小皿を使用する
料理全て薄味だと美味しく感じないのでメイン(主菜)は濃い味にする等して、味にメリハリをつける
等々、様々な減塩方法があります
そして定期的な血圧測定も重要です。
高血圧もサイレントキラー(沈黙の殺し屋)と呼ばれ、気付かないうちに体の様々なところで病気を進行させていきます
血圧も定期的に測り、健康管理をしていきましょう
管理が難しいと思った場合は、放置せずに医師に相談しましょう。
お薬を服用する等して、自己管理に努めましょう