春日部さくら病院には隣家がいくつかあり。
もともとのどかな地域ではありますが
隣家のお庭はどちら様もお広く、また、手の行き届いた感があり
「いつもお手入れしてあっていいなぁ」
と思っておりました。
ですが今年は、思うだけにとどまりませんでした!
病棟の窓から覗ける隣家さんのお庭に
突如として現れた珍客がおりました。
ケケーン!
ケケーン!
朝から元気よく、ちょっと鶏にも似た鳴き声が聞こえてくるようになったのは、4月の中旬頃でしたでしょうか。
職員の誰もが聞きなれない鳴き声だったのですが
「キジ」の鳴き声ではないか!?
という声がどこからともなく湧いて出て。
鳴き声のする方を2階の窓から時折見やり、
患者さんの散歩などの時も、さりげなく隣家のお庭をチェック‥
すると、とうとう姿を写真に収めることができました!!!
キジさんです!
やっぱりキジさんでした!
(注:画像は剥製ちっくに見えますが生きてます)
キジさん、もしかして桃太郎さんを探して鳴いているかと思いきや
どうやら繁殖期のご様子。
いつになったら卵を産むかなぁ‥と
病棟スタッフ間の話題にもなり、癒されてもいましたが
いやいや、この派手な柄はオス雉君です。
だいぶ長い間、お嫁さん探しに奮闘していましたね。
雨の日はおとなしかったと思いますが、ほぼ毎日
「ケケーン!
ケケーン!(必死)」
‥(´・ω・`)
その鳴き声は段々と
悲痛な叫びにも聞こえるようになってしまい‥
お嫁さん候補は現れても、オスが用意した新居が気に入らないのか
オス雉君の鳴き声だけが響く毎日がしばらく続いておりました。
そして梅雨の明けた今
いつからかその悲痛な鳴き声が聞こえなっていて
もちろん姿も見なくなってしまいました。
もしかすると住居物件の環境に問題を感じて
急きょ、新規物件を探しに不動産屋へ行き
お引越ししたかもしれないし
当初の新居住宅にてめでたく妻を娶ることができ、
卵を温めながら静かに暮らしているかもしれないし
ご想像は皆さまにお任せ。
ということで、今週を締めくくらせていただきます。
キジのヒナちゃんとか、きっと可愛いんでしょうね。
思わず画像検索してニヤけてしまいました。
゚ *。(●´Д`人´Д`●)。* ゚
毎日忙しくとも、豊かな自然に囲まれた環境で
ひとときの癒しを感じることができる春日部さくら病院です。