前回のブログでは、定期的PCR検査のことを取り上げましたが、今回は、抗原検査キット購入補助とエッセンシャルワーカーが濃厚接触者になった時のための検査の支援についてです。

質疑も終盤になってくるとだんだん時間がなくなってきて、やりとりが短くなってくるので、今回は要約は書きませんが…。

抗原検査キット補助があまり活用されていないのは、品薄だからと説明がありましたが、補助を受けるために協力医療機関を決めるなどの手続きのある煩雑さもあると思います。ただ、このコロナ禍で福祉事業所に協力できる医療機関があることは、補助事業を利用することにとどまらず、大切なことだと思いますので、区としては単に検査の補助をするだけではなく、このコロナ禍での福祉事業所の運営支援をするという観点から、サポートが必要ではないかと思います。

 

(かとうぎ桜子)

次に、抗原検査キットの補助について伺いたいと思います。

障害者事業所、介護保険事業所、それぞれで、今まで何か所の事業所が補助を利用されていたか伺います。

 

(介護保険課長)

抗原検査キットの購入費補助は、定期的PCR検査の事業を補完するものとして、11月から実施しています。

現在の申請者は、障害者事業所で9か所、介護保険事業所で5か所です。

 

(かとうぎ桜子)

あまり利用が多くないようですけれども、これはどのような理由が考えられるのか、お聞きします。

 

(介護保険課長)

抗原検査キット購入補助事業は、国の、「職場における積極的な検査の促進について」という通知をもとにしており、抗原検査キットについては、医薬品の卸売業者からの購入を前提としておりました。

今年に入ってからオミクロン株の急激な拡大により、全国的に抗原検査キットが品薄になったということが大きな原因ではないかと考えております。

入手困難な状況を踏まえ、区では医薬品卸売業者に加え、薬局で購入した抗原検査キットも対象にするなど、事業者がなるべく入手しやすいように取組を拡充させているところです。

 

(かとうぎ桜子)

せっかくの事業なので、使い勝手がいいように、事業所の方にご意見を聞きながら、対応を改善していただけたらと思います。

 

保健衛生費のところの抗原検査キット購入費は、今のものとは違って、エッセンシャルワーカーが濃厚接触者になった場合の、待機期間短縮のためであるというご説明が、先ほど他の会派の質疑の中でありました。

現在の障害者事業所、高齢者事業所の利用状況について伺います。

 

(介護保険課長

実際に購入ができた段階で、224日から配布を始めておりまして、33日現在で、介護、障害を合わせて63人分126キットを配布している状況です。

 

(かとうぎ桜子)

こちらは、あらかじめ事業所に配付するのではなくて、必要なときに区に問い合わせて配付するということで、事業所への周知を十分に行う必要があると思います。その点はどのように実施されているかを伺います。

 

(介護保険課長)

事業所に対しては、メール配信する等で周知して

おります。事業所からのお問合せもきており、周知がある程度行き届いていると考えています。

 

(かとうぎ桜子)

 

今後も引き続き、しっかり情報が届くような工夫をしていただけたらと思います。