次に、継続して対応の改善を求めている犯罪被害者支援についての質疑の報告です。

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(かとうぎ桜子)相談したい区民にとって見やすいホームページの記載の工夫を

人権啓発経費に関連して、犯罪被害者支援について伺います。

一般質問で、犯罪被害者支援についてお聞きしましたが、その中でホームページについてお聞きした点をもう少しお伺いしたいと思います。

区のホームページの中で、犯罪被害者支援についてのページでは、まず区としての支援が書かれていて、そのあとに警察や区の相談先の連絡先などが続いています。

これだと、区がどのように取り組んでいくかという方向性はわかるのですけれども、犯罪被害に遭って、どこに相談すればいいか困って、そしてホームページを探していた当事者の人にとってみると、少し分かりづらいと考えております。

当事者に対してわかりやすいホームページを工夫すべきではないかと考えています。

そして、区の担当の連絡先は記載されているのですが、そこに連絡したら具体的に何をしてもらえるのか。例えば別室での対応があるのか、付き添い支援があるのかといった具体的な内容は分かりづらいという点も課題だと思います。そういう意味でホームページの記載をより分かりやすくすべきではないかと考えているのですが、区の見解をお聞きします。

 

(人権男女共同参画課長)東京都の支援の拡充もあるので、丁寧な情報発信に努めたい。

現在、区の方針、手引きについても紹介をしながらというところでホームページに掲載しております。

東京都は、先般、条例策定致しまして、これに基づきまして見舞金の給付ですとか、無料法律相談、転居費用の助成、そういった支援の拡充がされております。

また、この4月から区との調整役としてコーディネーターを配置するということもございます。

こういった様々な支援策が行われているところもございますので、具体的な支援内容を分かりやすくまとめて 丁寧な情報発信を努めてまいりたいと考えています。

 

(かとうぎ桜子)今後、コーディネーターとの連携や研修などで支援の充実に努めてほしい。

 都の条例の話もありました。犯罪被害に関しては、今後コーディネーターとの連携が考えられていたりだとか、コロナ禍で書面開催を行っていた研修会も、今後対面型になるとお聞きしましたので、引き続き支援の充実にも努めていただきたいと申し上げて次の質問に移ります。

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この質疑の後にホームページが改善されてました。質疑の段階でのホームページをスクショしておくのを忘れてしまった…しくじった…

前は、この、区のとりくみについて方針などの説明が書かれたその下のほうに、警察など相談先の連絡先が書いてありました。

それが、相談先については別ページになって、どんな支援があるのかが書かれました。

全体をスクショしたら小さくて見づらいですが、また時間が経過する中でサイトが変わっていくこともあるだろうから一応スクショしました。直接ご覧になる場合はこちらのページをご覧ください。

 

区の担当課については方針の後に書いてあるけど、これも相談先リストのほうに、具体的な役割とともに書いたほうが良いのではないのかな(あるいは両方掲載するか。)と思いました。

 

犯罪に巻き込まれるという、突然の出来事にお困りの区民の方が相談しやすい体制の充実に向けて今後も提案を続けられたらと思います。